商品番号 1478279

【年に一度の大決算SALE】【本場久米島紬】 特選草木染め手織り紬 ゆうな染 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「番匠燕絣」 目利きで掘り出し 人気のゆうなのグレーカラー

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 岡田より 】

ゆうなをベースにした落ち着いた彩りの
本場久米島紬のご紹介です。

証紙類は付属しておりませんが、
織の組成より久米島紬で間違いないかと存じ上げます。

とくにゆうなのグレーカラーの久米島は通に人気。
製織数が少なく、引く手あまたのお色味で、
久米島らしい御絵図の絣のデザインのお品。

織のお着物ファンの方、ゆうなの久米島をお探しの方に
大変おすすめのお品でございます。


【 お色味 】
ふうわりと軽くフシ感のある、ゆうな染ならではの
明るく青みをふくんだグレーの紬地に、濃褐色の絣で、
番匠(バンジョー)にトゥイグアーを組み合わせた
お柄が一面に織りだされております。

ゆうな由来のグレーは、ストレートでどこか冷たい印象の
化学染料の発色とは異なる、ぬくもりを感じさせる彩りで
同じ琉球の染織品である花織や紅型をはじめとした洒落帯とも
大変相性がよいことでしょう。


【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。


【 久米島紬について 】
1975年通産大臣指定伝統的工芸品
(現:経済大臣指定伝統的工芸品)指定
1977年沖縄県無形文化財指定
2004年製作技術が重要無形文化財に指定
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定

その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。

糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。

久米島紬の色の系統は以下

・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥 
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰  
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ) 
・濃青色、濃紺系:琉球藍        
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。

商品詳細

- 素材

表裏:絹100% 縫製:手縫い
 

 
◆八掛の色:薄茶・ぼかし


※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- サイズ

身丈(背より)157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm)
(4尺1寸6分)
裄丈65cm(1尺7寸2分)
袖巾34cm(0尺9寸0分)
袖丈49.2cm(1尺3寸0分)
前巾22.5cm(5寸9分)
後巾28.2cm(7寸4分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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