商品番号 1469640

“月初の限定プライス!” 【本場久米島紬】 特選草木染手織り八寸名古屋帯 ただただ美しい、ゆうなの無地。 希少な八寸を特別買付け!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
日本の紬織物の故郷、久米島…
「久米島紬」と言えば、織物ファンの憧れのきもの。
なんと、その久米島紬の無地の創作帯でございます。

織物ファンの方は必見でございます。
ユウナ染めのまろみのある着姿をぜひともご堪能くださいませ


【 お色柄 】
今回ご紹介のお品は近年大変人気の、ユウナ染め糸を用いた創作品。
穏やかな白鼠色の無地。
天然染料で染められたお色は、無限の奥行きを増すように…
一生どころか、世代を超えて愛用いただけるすばらしい創作帯でございます。

とりわけユウナの久米島は素敵です。
現代の感性に、本当にしっくりくるおひとつ。
泥染めの茶もその味わいが良いのですが、
どうしても民芸味が強く感じられるところ、
ユウナのグレーは、実に洗練の佇まいがございます。

各地の織のお着物にあわせて、趣味高い装いをお楽しみいただきたく思います。
紬ファンにとって、久米島紬は、憧れとも言えましょう。
大自然の育む久米島のあたたかい心。
どうぞ末長く大切にご愛用くださいませ。


【 久米島紬について 】
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、製法は手作業による織物。
沖縄県の三山時代、つまり14世紀末頃、久米島の「堂の比屋(堂集落の長)」が
明に渡り、養蚕の技術などを学んだ事が始まりとされております。

その後…政策的に紬織りを強制された時代を経て今に至る久米島紬の歴史。
苦しい過重な税制、織物を貢納布として収める人頭税の時代によって
皮肉にも織物の技術は飛躍的に向上したとも言われております。

年老いた織り子が、自分の手を示しながら、
織り方が下手だと言われて、役人に鞭打たれたことをとつとつと語った時代。
貢納布の制度は200年以上続き、自由に生産ができるようになったのは、
明治時代からですのでそう昔のことではありません。
織物税の制度が撤廃されてやっと、人々はその後も脈々と伝えられた
久米島紬織りの技能で自らの生活の糧を得る仕事として、
再び紬を織ることに取り組むことになりました…

一反出来あがるまで約3ヶ月間、織りだけでも約1ヶ月―
化学染料による染め、機械による大量生産をかたくなに拒否。

草木染め・泥染め・手織りの「手仕事」を誇りにして一反、一反、
地道に織り上げられてきたのが久米島の紬なのです。

2004年、国の文化審議会文化財分科会にて、久米島紬を重要無形文化財に、
またその保持団体に「久米島紬保持団体」を認定するよう答申がありました。
その後無形文化財の指定要件として、以下4件が文部科学省から告示されました。

(1)糸は紬糸または引き糸を使用すること
(2)天然染料を使用すること
(3)絣糸は手括りであること
(4)手織りであること

久米島紬の特色は、分業しないこと。
図案作りから染料の採取、絣作りと染色、織と糸染め、焙煎ときぬた打ち、
最初から最後までの全工程を一人で成し遂げ、さらに厳しい検査に合格してやっと完成となります。

糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる、主に車輪梅(ティカチ)、
サルトリイバラ(グール)、泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。

織り上げには、手投杼を用いて心を込めた手織りがなされます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.65m(お仕立て上がり地)
ユウナ染
本場久米島紬
※特別価格でのご紹介のため証紙類は撮影しておりませんが、
工房オリジナルの証紙もついております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お稽古、街着、ランチなど

◆あわせる着物 小紋、織の着物など

お仕立て

八寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
(ミシンかがり仕立て)
(手かがり仕立て)


撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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