商品番号 1468804

”セール25日正午迄!” 【シルバーウィークSALE】 【白鷹御召】 特選板締め絣御召着物 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「松皮菱地花菱紋」 憧れの逸品が…訳あり破格値! 身丈155.5 裄63.5

売切れ、または販売期間が終了しました。




【 仕入れ担当 渡辺より 】
きもの市場でも本当に通好みのお着物といれ、
織りものファンの方でしたら、一度は手にしたく
思われる【 白鷹御召 】。

残念ながら証紙類は付属しておりませんが
生地耳にあたる箇所に板締め絣独特の
ループ状の糸が見受けられますので
白鷹に間違いないかと存じ上げます。

白鷹御召はその工程のほとんどを手作業で行い、
現在ではもっとも古法を守っている御召。

その中でも経緯絣にてシンプルなお柄を織り上げた
おだやかな彩りのお品で、帯合わせもしやすく
カジュアルシーンに重宝していただける事でしょう。


【 お色柄 】
白鷹独特のシボ高い薄赤香色地に墨黒の絣と
亀甲絣を組み合わせ、花のような抽象紋を込めた
小窓に織りだされております。


【 商品の状態 】
全体的に薄シミが点在、袖付け付近に裄出しのヤケ筋、
八掛に染め難がございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。


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白鷹御召について
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山形県指定無形文化財
西陣や塩沢の本塩沢などと並び伝統的な
産地の一つである、山形県置賜地方の白鷹町で
生産されている縦緯絣による小絣模様の織物。
特徴的な「板締め絣」の技法を用いた
細かい柄表現がされている。

白鷹板締絣は、南の沖縄に始まり薩摩から
越後(現在の新潟)を経由して東北の白鷹地方まで
伝わった精緻な板締染めによって織り出される
絣模様の織物。

溝を彫ったブナ材の薄い絣板に糸を巻き付け、
平らなもう1枚の板を重ねきつく締めあげ、
これをいくつも重ねた後、ボルトのついた
押し木でさらに締め、「染め舟」という台の上に乗せて、
熱した染料を注ぐ、別名「ぶっかけ染」とよばれる
染め方で絣糸が染められる。
板をほどくと溝の部分の糸が染まって絣糸が完成する。
糸の設計は、板大工が方眼紙に図案を引き、
それを分解して絣板の溝を彫って作成される。
織り上がった後に湯に浸すことで、
シャリ感のあるシボが立つ。
この板大工の仕事、板に糸を巻いて絣を染める染、
絣柄を合わせながら織る織と高度な技術が求められる。

絣模様の元となる絣板の製作者「板大工」が
一時期いなくなるなどの危機もあったが、1966年に
伝統の絣板製造が復活、その後新たな溝掘りの技術が
確立されるなど、優れた絣板の製造が続けられている。
現在白鷹御召の織元は二件となった。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈155.5cm(適応身長150.5cm~160.5cm) (4尺 1寸 1分)
裄丈63.5cm (1尺 6寸 8分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈47.5cm (1尺 2寸 5分)
前巾23.5cm (6寸 2分) 後巾28.2cm (7寸 4分)
◆八掛の色:ボルドー・ぼかし
※表地より濃いお色の八掛がつけられており、
八掛の映り(八掛のお色が表に透けてみえる)がございます。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm (1尺 7寸 6分) 袖巾33cm (8寸 7分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。