【仕入れ担当 田渕より】
細密な亀甲絣にふうわりとした絞り染。
気の遠くなるような手仕事によって生まれる
上質コーデをご紹介致します。
これからの単衣の季節に…
セットならではのお値打ち価格をどうぞお見逃しなく!
【お色柄】
≪着物≫
ふわり、やわらかな質感の紬地。
お色は落ち着いた黒に近い百塩茶(ももしおちゃ:
わずかに緑みをおびたくすみの消炭系のお色)地に、
200山の亀甲絣による抽象的なラインが一面に
織り上げられております。
ご年齢問わず、流行りすたりなく。
こういったお柄は帯合わせ、小物合わせで
様々に着姿をお楽しみいただけることでしょう。
≪帯≫
手絞りの優しさに、どこか洒落味が漂って…
上品な白鼠色を基調として、一面に杢目絞りが施されました。
お太鼓には流水に茶屋辻をあらわして…
優しい配色、繊細な染め。
そのこだわりの仕上がりは藤娘ならでは。
まさに贅沢な総絞りのひと品です。
疋田鹿の子の大小用いて表れる風合いは、
心優しく、ひと目でよきものだとご判断頂けることでしょう。
【商品の状態】
≪着物≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
≪帯≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【塩沢紬について】
経糸に生糸と玉繭糸、緯糸に手紡真綿糸を使用することで、
真綿特有の柔らかさもありながら、生糸の独特の上品さも合わせ持つ紬。
通常、『塩沢』といえば、独特のシボ立ちの本塩沢が
一般的ではございますが、本品は『塩沢紬』、
同じ塩沢の名を関する織物ですが、生産数が少ないお品です。
【藤娘きぬたやについて】
1947(昭和22)年、伊藤嘉敏が名古屋市に『紅五屋』を設立したのが始まり。
その後はは、二代目作家伊藤嘉秋がニューヨーク・ソーホーにて第一回個展開催するなど、
国内外で注目を集める。
さらに数多くの有名人が着用し、メディアにも多数取り上げられていくなかで、
絞りの最高峰と称されるようになる。
【着物】
表:絹100% ※衿裏:絽地(化繊の可能性あり) (縫製:手縫い)
背より身丈151.5cm(適応身長146.5cm~156.5cm) (4尺 0寸 0分)
裄丈62.5cm (1尺 6寸 5分) 袖巾32cm (8寸 5分)
袖丈45.5cm (1尺 2寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾28.5cm (7寸 5分)
※居敷当なし・背伏せ付き
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm (1尺 8寸 3分) 袖巾36cm (9寸 5分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【帯】
絹100%
長さ約3.6m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、気軽なお食事、街歩きなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。