商品番号 1465331

【半期決算SALE】 【B反】【本場黄八丈】 工芸草木染め手織り紬着尺 綾織・杉綾 「三彩ヘリンボーン」 織物ファン必見! お仕立てには問題なし! ちょいワケありでお値打ちに!

売切れ、または販売期間が終了しました。




【 仕入れ担当 岡田より 】
近年織り上げがどんどん減少している、
本場黄八丈の、珍しい織のお品のご紹介です。

八丈の代表的な三彩を用い、綾織の中でも
【 杉綾(すぎあや) 】と呼ばれる技法で
製織された、トラッドなデザインのお品。

綾織の中でもよく見られる、オーソドックスな
市松やまるまなこなどの技法と異なり、足高貴や
本高貴、風通くづし、めかご、左衛門、杉綾などの
技法で織りだされているものは少なく、中々お見かけいたしません。

独特のV字を描くヘリンボーンで構成された縞柄で、
帯合わせもしやすく、高級感のある表情でカジュアルシーンに
こだわりのスタイルをお楽しみいただけることでしょう。

また、八丈の中でもこういった変わった綾織のお柄は
引く手数多で、織のお着物ファンの方、お探しの方に
おすすめでございます。


【 お色柄 】
お色は刈安由来の濃い狐色、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒を用い、杉綾らしい魚の骨のような
ヘリンボーンの織で構成された縞が一面に織り描き出されております。


【 商品の状態 】
アウトレット品として入荷いたしました。
製織の際に風合いといえる範囲の若干段のようなかすれと
ややフシ、お仕立てされますと問題ございませんが
裏面に糸継ぎ箇所が何箇所かございます。

その点ご了承の上、お目に留まりましたら
お値打ちにお求めくださいませ。


【 ヘリンボーン(英: herringbone) 】
見た目が開いた魚の骨に似ていることから
「ニシンの骨(Herring bone)」と呼ばれる。
ヘリンボーンにはいくつかの種類があるが、
織物では「右上がりの綾織り(右綾)」と
「左上がりの綾織り(左綾)」を交互に組み合わせた
「V字型」が主流。
そのため、右綾の丈夫さと左綾の柔らかさの
両方を兼ね備えているのが特徴。
平織り生地に比べて適度な厚みがあり、強度はもちろん
シワになりにくい特徴を持つ。
・右綾…強度が優れている
・左綾…柔軟性が優れている


【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)

八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。

代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。

伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。

他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ13.0m 内巾38cm(裄72cm前後まで)
※地入れ済

【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
黄八丈織物協同組合・本場黄八丈の商標
染色:伝統工芸士 西條吉広
製織:田代恭子
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 お洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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