商品番号 1462591

【シルバーウィークSALE】 【人間国宝 故:中村勇二郎】 特選伊勢型江戸小紋 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「献上古代菊」 細密な柄表現… お茶席やお稽古などにも! 身丈155.5 裄63

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 渡辺より 】

人間国宝【 故:中村勇二郎 】氏の伊勢型のうち、
もっとも有名な古代菊の型を用いて染められた
味わい深い小紋のご紹介です!

「勇二郎菊」ともいわれる代表的なお柄で、
その名が示す通り、昭和55年第31回全国植樹祭の折、
三重県より昭和天皇に献上された伊勢型紙に由来するもの。

本品は原本の古代菊の図案を77分の1に縮小した
絵図の型を用いて創作されております。

特に流行り廃りなく、ご年齢を問わず
お召しいただけ、重宝していただける事でしょう。

【 お色柄 】

ややシボ高い質感の縮緬地を、赤紫色に染め、
かの有名な『 古代菊 』が一面に細緻に表現されております。

おでかけやお食事などのカジュアルシーンに
重宝していただけることでしょう。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【 中村勇二郎(重要無形文化財保持者)について 】
1902年(明治35年) 9月20日生。
1955年(昭和30年) 重要無形文化財「伊勢型紙道具彫」の保持者に認定。
1985年(昭和60年)10月20日没。享年83歳

伊勢型紙彫刻師。
手作りの彫刻刀3000本以上を用い、
数多くの型紙を残した。
父の中村兼松は型紙業を営む中村家の3代目。
小学校6年頃より父の手伝いを始め、高等科卒業後、
大正4年頃から他の弟子とともに父に伊勢型紙の
道具彫り技術を本格的に学ぶ。
1952年に文化財保護委員会より江戸小紋伊勢型紙
技術保存の指定を、1955年に他5名と共に
重要無形文化財伊勢型紙技術保持者として認定。
1963年には伊勢型紙伝承者養成事業の道具彫り
講師となる。


主な作品
「古代菊の図」(1980年)
「瑞雲祥鶴の図」「四君子の図」「壮龍の図」

【 経歴 】
1902年 三重県に生まれる
1915年 伊勢型紙の道具彫り技術を父に師事
1955年 重要無形文化財(伊勢型紙彫刻道具彫り)保持者に認定される
1970年 大阪万国博「県の日」に伊勢型紙の彫刻実演を披露
1972年 天皇陛下から勲五等瑞宝章を授与される
1973年 高松宮殿下に彫刻実演を披露 「菊水ノ図」を献上
1975年 皇太子・同妃殿下に伊勢型紙の彫刻実演を披露
     皇太子殿下に「瑞雲祥鶴ノ図」を献上
1976年 常陸宮殿下に「壮龍ノ図」を献上
1980年 宮殿下に「四君子ノ図」を献上
    第31回全国植樹祭にて天皇・皇后両陛下に伊勢型紙の彫刻実演を披露
    皇陛下に「古代菊ノ図」を献上
    三笠宮殿下に「双鶴ノ図」を献上
1981年 秩父宮妃殿下に「鶏鳴ノ図」を献上
1984年 高円宮殿下に「翔馬ノ図」を献上
1985年 三笠宮殿下に「卯ノ図」を献上
    83歳で永眠

【 伊勢型道具彫りについて 】
刃自体が花・扇・菱などの形に造られた
彫刻刃使用して様々な文様を彫り抜く技法。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈155.5cm(適応身長150.5cm~160.5cm) (4尺 1寸 1分)
裄丈63cm (1尺 6寸 7分) 袖巾32cm (8寸 5分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾22.5cm (5寸 9分) 後巾30.5cm (8寸 0分)

【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状寸法が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど

◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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