【 仕入れ担当 中村より 】
なかなかご紹介する機会のない本当にレアなお品を仕入れてまいりました!
本手描チャンチン染九寸名古屋帯のご紹介です!
確かな手仕事の結晶。
洗練された意匠に高度な技術が詰まっております。
なによりも醸し出す独特のムードが、大人女性の魅力を最大限に引き出してくれます。
希少な逸品でございますので
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ!
【 お色柄 】
こちらのお品は、チャンチン(銅製のロウ留めを竹の先に付けた道具)を用い、丁寧にロウ置きした手描きろうけつの更紗です。
制作にはかなりの日数を要します。
一つ一つの作品はそれぞれが世界にたった一つのものといえます。
しなやかさな肌触りで自然な砂色の帯地。
ところどころにフシが浮かび味わい深く。
お柄には更紗模様があらわされました。
異国情緒溢れる素敵な作品に仕上がっております。
施された贅沢な加工は愛おしくなるような表情を見せてくれます。
【 バティックについて 】
バティックとはインドネシアで創作されるろうけつ染めのこと。
ジャワ島が主な産地ですので、ジャワ更紗とも呼ばれています。
ロウ置きには手描きのチャンチンや銅版のチャップというスタンプがあり、染色しない部分にロウをのせ、独特の彩りで染め上げていきます。
大変手間隙のかかる伝統的な手仕事の染め技法となっております。
こちらのお品は、チャンチン(銅製のロウ留めを竹の先に付けた道具)を用い、丁寧にロウ置きした手描きろうけつの更紗です。
制作にはかなりの日数を要します。
一つ一つの作品はそれぞれが世界にたった一つのものといえます。
【 野蚕糸について 】
野蚕糸とは、家蚕糸に対して、野外で育った繭から採った糸の総称です。
生糸のような白さではなく、糸(デニール)の太さ細さも自然に添った味が特徴です。
独特の艶を持ち、脱色等はしにくいため、自然そのものの味わいが活かされます。
また、家蚕糸は一定の桑の葉を食しますが、野蚕糸は食した葉によっても色が変わりますので、
まさにその素朴な太細の変化を楽しめるものと言えましょう。
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆合わせる着物 小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。