商品番号 1460220

【鷹ヶ峰 しょうざん】 最高級本夾纈(きょうけち)全通袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ やわらかで多彩な彩り。 蘇る幻の技法…

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
ふんわり、幽玄、幻想意匠美。
染織の名門、しょうざんより…
幻の染技法・本夾纈(きょうけち)の逸品を仕入れて参りました。

しょうざんの創作品の中でも間違いなく最高クラスのお品。
現在、この夾纈で作品を製作できる職人さんは限られており
もちろん大量生産も叶わず、一夜にして習得できる技術でもありません。

お仕立て上がりでも数える程しかご紹介が無い貴重品…
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願い致します。


【お色柄】
ふんわり、ほのかな光沢に地紋の生み出す陰影の奥行き。
そのこだわりの帯地の上に、京紫色を基調として花意匠が表現されております。
繊細に、やさしく、たおやかに…
けぶるような表情がなんともやわらかで多彩な彩り。

また、意匠の一部にほのかに施された金彩と箔の加工には、
工芸品のような輝きを含んで。幻想的に浮かび上がる意匠に、
悠久の時があらわされました。

おきもの通の方にも、ぜひともご覧いただきたいこの仕上がり。
どうぞじっくりとご照覧いただければと思います。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。


【天平の三纈・夾纈について】
聖武天皇の宝物庫「正倉院」には数多くの染色裂が残されおり、
その当時(天平時代)に創られ今日に伝えられている裂(きれ)に、
『天平の三纈(さんけち)』と呼ばれている裂地があります。

それぞれ『夾纈(きょうけち)、纐纈(こうけち)、臈纈(ろうけち)』と呼ばれ、
「纐纈」は絞り染、「臈纈」はろうけつ染の事で、
今日までその技術が伝承されていますが、「夾纈」はその技術的な難しさもあり、
一時技術がすたれ、近年までその再現は不可能とまで言われてきました。

そんな幻の古代染色技法が現代の匠たちによって甦り、現在ご紹介するに至っております。
まさにしょうざんの素晴らしい技術によって甦った「夾纈」ですが、
そこに至るまでの道のりは途方もなく困難を極めたとのこと。
現代の技術をもってしても難しいこの技術を当時の人達はどのように解決したのかは、いまだに謎と言われているのです。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、趣味のお集まりなど

◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る