【仕入れ担当竹中より】
京の老舗「こいと」こと、【小糸染芸】の手掛けた夏の一枚をご紹介いたします。
醸し出される小粋な洒落感…素敵な夏の装いをお楽しみいただきたく存じます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
・初代 小糸重助(江戸末期~明治)
・二代目 小糸梅太郎(明治~大正)
・三代目 小糸啓介(大正~昭和)
・四代目 小糸敏(昭和~)
・五代目 小糸太郎(平成~)
型染京友禅の昔ながらの技法を守っているところは年々激減しております。
京都でも昭和初期には1000軒ほどあったものが60軒程度になっているのが現状です。
そのような中、明治・大正・昭和・平成・令和と、【小糸染芸】は京染めの歴史に大きな足跡を残してきました。
130年の伝統の上に、けっしてあぐらをかくことなく。
一品一作に心をこめて、目新しさや流行にとらわれず、息の長い“ほんもの”の着物づくりに取り組む染匠さんです。
【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【お色柄】
しゃれた意匠を染めあしらい、サラリと夏にふさわしい仕上がりのお品。
夏ものならではの生地のハリ、風を通す軽やかな風合い。
絹芭蕉は、サラリとして肌にはり付かないしなやかな風合いと、
素朴で自然なお色で夏のお着物として多くの方に愛されて参りました。
羽衣のように柔らかな透け感を見せる地。
地色は深く黒色に染め上げて、凛とした印象でございます。
お柄にはたたき染めにて大胆な構図にて
流水模様が染め描かれました。
シンプルなお柄でありながら、ところどころ感じられるフシ糸の風合いが風情を醸し出して。
都会的かつ落ち着きのあるデザインは、ご年齢を問わずお召しいただけることでしょう。
夏の涼風運ぶ和姿に。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
表裏:絹100% 縫製は手縫いです。
背より身丈161.7cm(適応身長156.7cm~166.7cm) (4尺 2寸 7分)
裄丈65.5cm (1尺 7寸 3分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
袖丈49.2cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾29.5cm (7寸 8分)
◆居敷当有り
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈 67.4 cm ( 1尺 7寸 8分) 袖巾 34.5 cm (9寸 1分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※最大裄丈までお出しするには胴裏交換が必要な場合がございます
あらかじめご了承ください。
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◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの夏の名古屋帯、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。