商品番号 1457430

【決算SALE】 ”Web限定販売!” 【日本工芸会正会員 城間栄順】 傑作本場琉球紅型小紋着尺 藍型(えーがた) 「青海家屋文」 かかる手間は段違い! 期間限定特別ご紹介品。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 中村より】
彩り豊かな紅型の世界…。
城間栄順(しろまえいじゅん)氏の小紋着尺をご紹介いたします。
製作依頼があっても滅多と上がってこないお品のため、
通常は流通することも滅多とございません。

また型染めである紅型は絵羽着物よりも、
連続柄である小紋付けの方が段違いの手間がかかることは容易に想像できることでしょう。
それも飛び柄ではなく総柄の手間暇かかった逸品です。
さらには琉球藍をメインにした藍型の希少品。
限られたお方が限られた場所でのみ、ご覧いただける最高級のお洒落着。
お目に留まりましたらお見逃しなきようお願い申し上げます。


【 お色柄 】
さらりとした南久の上質な浜ちりめん地。
お柄には、琉球藍の深い紺色を基調に、
青海波に家屋、波、菱などの意匠を染め表しました。
ひとつひとつの丁寧な手作業と、刺繍や金箔などを使わずに、
顔料の発色の鮮やかさと型のデザイン性だけで勝負した紅型。

染めへの歴史をひしひしと感じさせてくれる逸品でございます。
栄順氏らしさと琉球紅型の力強さが感じられる素晴らしい染めあがりです。


【 商品の状態 】
巻終わり50cm前後にヤケがございますが、
十分な長さのある反物のため使用せずに御仕立て可能でございます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。


【 城間栄順氏について 】
何度となく衰退の危機を辿りながらも、
今なお新しい風を吹かせ、新しい感性を含み、
それでいて琉球独特の雰囲気を併せ持つ世界。
その世界を守り続けてきた紅型三宗家の一家、「城間栄順」氏。

琉球王朝時代より…
その伝統の技が引き継がれてきた紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる
「城間家」「知念家」「沢岻家」を中心とした染め師が完成させるという
形態で匠の技が守られてまいりました。

廃藩置県や第二次世界大戦といった歴史の波によって、紅型の技は、
消え去ろうとしていました。終戦後、その技の復興に努めた中心人物は、
戦禍を逃れた城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏でした。廃材の中から、
「宗家」の名にかけて琉球王朝の彩りを蘇らせたその熱意とたゆまぬ研鑽。
消え行くものを留めよう、護ろうとするその心と努力によって
琉球紅型は受け継がれて参りました。

城間栄順氏は、その第一任者 城間栄喜氏の長男として生まれました。
幼い頃より、職人気質を貫き通した父の背中を見て育ち、
本物の紅型と共に生きてきた、いまの琉球紅型を代表する方の作品です。


【 琉球紅型について 】
紅型は、丁寧にひとつひとつ細かな型を彫り、
白生地に糊置きをし、顔料を用いて色を挿していきます。
そのあとに、筆で色を挿して、刷毛でこすってぼかし染めのようにし、
水で糊を洗い流します。

各工程に何人もの職人さんが携わり、力を注いで丹精込めて仕上げていきます。

紅型は顔料と染料を用います。
顔料には朱、石黄、洋紅、藍蝋、群青、胡粉、 墨などで、
無機顔料や有機顔料があり、
染料には琉球藍、フクギ、蘇芳、ウコン、
楊梅、綿腑脂などの植物染料が用いられていました。

顔料や蘇芳、綿踊脂は、沖縄に産するもではなく、
王朝時代の海外交易によって入手していたものです。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ13.8m  内巾約36.5cm(裄丈最長約69cmまで)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、女子会など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(湯のし)


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