商品番号 1457327

【決算SALE】 【人間国宝 喜多川俵二】 特選紹巴織九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「花菱菊紋」 驚く程しなやか…! 滅多と無い紹巴織!

売切れ、または販売期間が終了しました。


【 仕入れ担当 中村より 】
言わずと知れた俵屋十八代目、喜多川俵二。
喜多川俵二氏は1999年、「有職織物」で父の故・平朗氏に続いて
親子二代重要無形文化財保持者【人間国宝】の認定を受けておられるお方です。

その喜多川俵二氏、有職織物のご紹介は幾度もございますが
本品は非常に数が限られております紹巴織の逸品。
希少な作品をどうぞお見逃しないようご覧くださいませ。


【 色・柄 】
その織り口は繊細でしなやか…
繊細に魅力的な意匠美の本作品は、手にされますとまずその軽さに驚きます。

落ち着いた灰黄緑地に綾なされた文様。
紹巴織で織り出された花菱の菊の花意匠。
地色に馴染み上品さを兼ね備えたお色使いは、お茶席にも大変おすすめです。
付下げ、色無地、江戸小紋などとのコーディネートでお楽しみ下さい。

穏やかな配色で、優しく帯地に浮かび上がる印象で
色使いからも、キメ細やかな織からも上質が感じていただけることでしょう。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。


【 紹巴織について 】
利休の弟子でもあり、茶人のほかに歌人でもある里村紹巴。
氏が好んだ仕覆やふくさの裂の多くは、
地組織の縦糸とは別に柄をあらわす縦糸が織り込まれた二重縦組織の織物が使われています。
柄行が絵のように緻密にあらわされたその織物のことを「紹巴織(しょうはおり)」と呼びます。

紹巴織は、高級品として代表的な綴れ織に似ていて、
緯糸が経糸を包み覆うような織り方を特徴とし、緯糸によってのみ柄行が織り表されています。

そのしなやかな風合いは締めてしっかりとゆるみにくく、
かつ軽やかで長時間締めても疲れないというもので、
作品としての格のみならず、実用品としても素晴らしい特徴をもっております。


【 喜多川俵二について 】
京を誇る俵屋十八代目≪喜多川俵二≫。
喜多川俵二氏は1999年、「有職織物」で父の故・平朗氏に続いて
親子二代重要無形文化財保持者【人間国宝】の認定を受けておられるお方です。

古く中国より伝えられた織物が平安時代になり日本人好みに和様化され、
平安の公家たちが宮廷の儀式や日常の服飾に用いた日本独特の伝統文様、有職。

俵屋はその有職文様をもとに数々の着物を製作し、
皇室御用達作家としての確かな実績でも注目を浴びておられます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.7m
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン お茶会、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古など

◆あわせる着物 付下げ、色無地、御召、小紋、紬

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)