商品番号 1457254

【人間国宝 喜多川俵二】 特選工芸九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「小葵文」 穏やかな配色美! モダンなセンス溢れた一条!

売切れ、または販売期間が終了しました。


【仕入れ担当 吉岡より】
お着物好きなら誰しもがご存知の重要無形文化財保持者。
人間国宝【喜多川俵二】氏の傑作九寸名古屋帯のご紹介です。

ほんとうに軽やかな地風…。
繊細に魅力的な意匠美の本作品は、手にされますとまずその軽さに驚きます。
唐織のお品ですと、重厚感があり煌びやかなイメージが多くございますが、
俵屋の製作されますお品は第一にお召しになられる方を想って大変上品さに溢れたお品ばかりでございます。

お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


【色・柄】
落ち着いた砥粉色で織りさなれた帯地。
お柄には小葵の意匠が滑らかに織り表されました。
上品な色使いがなんとも素敵。
古典の格調感じる印象で織り上げられた特選品でございます。

地色に馴染み上品さを兼ね備えたお色使いは、お茶席にも大変おすすめです。
付下げ、色無地、江戸小紋などとのコーディネートでお楽しみ下さい。

唐織のお品が多い氏の作品の中でも、紹巴織で仕上げられた本当にレアなひと品。
是非お手元でご覧頂きたく存じます。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。


【 喜多川俵二(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1936年(昭和11年) 3月9日生
1999年(平成11年) 重要無形文化財「有職織物」の保持者に認定

室町時代より500年以上続く西陣の織元「俵屋」の
18代目で、父である喜多川平朗(故・重要無形文化財保持者
「羅」「有職織物」)の次男として生まれた。
京都の洛北高を卒業後、平朗氏のもとで織の技術を学び
1988年に俵屋・喜多川家18代目を継承、1999年に
「有職織物」の重要無形文化財保持者に認定された。

伊勢神宮において20年ごとに行われる
式年遷宮の御料織物の製織も代々担っている。

【 経歴 】
1936年 京都生まれ
1954年 高校卒業後、父・喜多川平朗のもとで
    日本固有の有職織物・唐織等を習得
    父について皇室御用織物・正倉院御物復元等に従事
1970年 伊勢神宮式年遷宮神宝装束「鞍三懸」制作
1984年 正倉院の依頼で復元調査制作
    「花樹獅子人物文綾(几褥)」(1987年完成)
1988年 「俵屋」18代を継承
    皇室御用織物・伊勢神宮神宝装束等「有職織物」制作
1989年 第36回日本伝統工芸展初入選
    伊勢神宮式年遷宮神宝装束「錦」「羅」「紗」等を製織
1990年 秋篠宮殿下・紀子さま御婚儀装束「御即帯」「十二単」製織
    天皇御即位御大典御装束「御即帯」「十二単」製織
1992年 日本工芸会正会員となる
1993年 皇太子殿下御装束「縠黄丹御袍(夏の料)」制作
    皇太子殿下・雅子さま御婚儀装束「御即帯」「十二単」製織
1999年 重要無形文化財「有職織物」の保持者に認定
2005年 京都迎賓館に装束と几帳を納める
    伊勢神宮式年遷宮御神宝装束「羅」製織
2006年 旭日小授賞受賞
    伊勢神宮式年遷宮御神宝装束「紗」製織

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.7m
柄付け:全通柄
※開き仕立て

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン お茶席、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古など

◆あわせるお着物 付下げ、色無地、小紋など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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