商品番号 1456528

“上質単衣限定プライス!” 【人間国宝 故・南部芳松】 特選伊勢型紙紗摺染小紋 ぜんまい紬地 ≪単衣・新古品≫ 「唐花」 伊勢型の歴史を担ってきた神の手… 滅多とない希少品入荷! 身丈162 裄71

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
延暦年間に始まったとされる伊勢型の歴史…

その歴史を担い、ともに歩み、
すばらしい作品を残してきた人間国宝のお一人、
南部芳松氏。

氏の伊勢型を使用して、なんと紬地に染め上げた
大変珍しい作品を見つけてまいりました。
一期一会のひとしな…どうぞお見逃しなくお願いいたします。


【お色柄】
織り込まれたぜんまい糸がややざらりとした手触りの浜紬地。
薄手でごくうっすらとした透け感がありながら、
しなやかかつ程よいハリ感のある地風です。

その地には唐花文様が紗摺染にて丁寧に染め出されました。
藍鉄色からすうっと薄く暈され、
摺り跡として残った型の紗目が、柔らかな印象に仕上がっております。

手のぬくもりを伝える味わいのお着物。
素朴な地風に感じられる繊細な意匠を、素敵な着姿にお楽しみください。


【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【人間国宝 故・南部芳松について】
昭和30年2月。
伊勢型紙が持つ高度の技術に対して、
6名の方々が重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。

 六谷紀久男 (錐彫り)
 児玉博 (縞彫り)
 南部芳松 (突彫り)
 中島秀吉 (道具彫り)
 中村勇二郎 (道具彫り)
 城之口みゑ (糸入れ)

残念ながら、現在生存されている方はおられません。
諸氏の手に宿った神…
その魂は、残された型紙に今も生き続けます。
その中のおひとり、南部芳松氏の伊勢型を用いた逸品。

細密な表現ながら、機械では表現できない
『てしごと 』故のまるみが感じられる、その表現。
その『てしごと』の極み、人間国宝にまでなられた南部芳松氏。

明治27年に生まれ、
昭和30年に重要無形文化財、伊勢型紙技術保持者として認定されました。

その後51年に亡くなられましたが、彼の残した型は生き続けておりますが、
その型が一部でも破損すればそれでもう二度と同じものは製作されないという環境の中で、
その型が一つ減り二つ減り、今となっては希少価値も大変高くなっております。


◆南部芳松 略歴
明治37年 10歳にて修行始める
昭和21年 伊勢型紙彫刻組合が結成され初代理事長となる
昭和30年 人間国宝(初代)に認定
昭和35年 紫綬褒賞受賞
昭和50年 皇太子(現天皇陛下)・皇太子妃殿下上覧
昭和51年 82年の生涯終わる

商品詳細

- 素材・サイズ

◆表裏:絹100%(ぜんまい糸除く) (縫製:手縫い)
背より身丈162cm(適応身長157cm~167cm) (4尺 2寸 7分)
裄丈71cm (1尺 8寸 7分) 袖巾36cm (9寸 5分)
袖丈51cm (1尺 3寸 4分)
前巾28.5cm (7寸 5分) 後巾30cm (8寸 0分)
※居敷当付き、背伏せ付き

【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 街歩き、気軽なお食事、行楽、お出かけなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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