商品番号 1456507

【河村織物 河村つづれ】 特選手織り綴れ織八寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「牡丹唐花紋」 熟練の織技とハイセンスなデザイン! 目利きのお値打ち価格!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
ふうっ…と香る、高雅な古典意匠。
信頼のブランド、河村織物より
自信をもっておすすめする素晴らしいひと品。
手織り綴れ織八寸帯をご紹介致します。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。


【お色柄】
薄手でしなやかな乙女色の帯地に、
だるま糸による、ふっくらと立体感ある白の絹糸と、
銀糸による牡丹唐花の意匠を織り上げました。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと締め跡がございますがご着用には支障ないかと存じます。


【河村織物 (商標:河村つづれ)について】
手織りの技と洗練されたセンスで、江戸慶長の時代より続く老舗の機屋さんです。
西陣帯のほとんどが機械織の量産品であるなか…

「手織り」という伝統の技にこだわりつづける西陣匠の心意気。
その技は、寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の織物を創り出しております。

これらの衣裳として河村の織物が選ばれるということは、
文化財として百年単位の年月を耐用する品質であることを、
また日本の伝統文化としての服飾に最もふさわしい、
「本物」の意匠美が備わっていることをおのずと語っています。


昭和34年:会社設立
昭和37年:手織紋つづれ 生産開始
昭和51年:三笠宮殿下御夫妻 玄琢工場御見学
昭和53年:中国進出 明つづれ帯・刺繍帯 生産開始
昭和62年:中国 手織工場建設 生産開始
平成02年:天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
平成02年:国立能楽堂に能装束寄贈
平成03年:大相撲(化粧回し 行司衣装)製造開始
平成03年:幕内行司 木村光彦氏に行司衣装寄贈
平成10年:京都祗園 八坂神社 御神服 復元奉納
平成11年:神戸 生田神社 舞楽衣装一式奉納
平成14年:天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作


【明綴れ(みんつづれ)について】
綴れ織は別名「綴錦(つづれにしき)」とも呼ばれ、緯糸に数色の色糸を用い、
模様部分のみを織り綴るようにして模様をあらわしていく織物のこと。

模様のところでは、緯糸が織り耳から織り耳まで通らずに、
柄の輪郭に沿ってまるで『つづら折り』のように蛇行して織り進められるため、
『綴れ織』の名前がつきました。

中でも超極細の色横糸を経糸に、
綴れの要領で絡めて図柄を織り成す『明綴れ』は、
中国の明時代にその技法が発達したとされ、
細やかな織物表現の極致は彫刻と見紛われるほどであり、
「刻糸」とも呼ばれていたそうです。

仕事の軽い、安価なお品が一時出回り、
『明綴れ』=『安い』というイメージがついているかもしれませんが、
本来の明綴れは、日本の綴れの倍以上もの本数の経糸を駆使した
細密なものであり、特に柄部分は、
1日に数cmしか仕上がらないという熟練の技を要するものでございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% (金属糸風繊維除く) 
長さ約3.58m
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事など

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)