商品番号 1453346

【決算SALE】 【老舗一流機屋 紫紘(しこう)】 特選西陣織袋帯 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「雲取割付文」 生涯を唯…織に捧げた伝説的織人! 山口伊太郎の意志を継ぎ…

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 渡辺より 】
フォーマルの帯として、ふさわしき風格を兼ね備えた逸品です。
帯に精通された方ならばご存知、西陣【 紫紘(しこう) 】の
古典柄が織りだされたお品でございます。

紫紘の帯は『欲しい!』となりましても数がございませんので
なかなかご紹介が難しいのですが、かなりお値打ちに
仕入れて参りました。


【 お色柄 】
しなやかな地風のオフホワイトの錦地に、煌めきをおさえた、
やや明るめのトーンの銀糸をふんだんに織り込み、濃柳鼠、
テラコッタ、薄茶、薄紫鳶(むらさきとび:暗く灰がかった赤紫色)、
藍鼠などのシックな彩りの絵緯糸に金銀糸使いで、花唐草や波濤、
二人静、笹蔓、荒磯などのお柄をこめた逆雲取が織りだされております。

ご年齢巾も広く、訪問着、付下、紋付き色無地、
江戸小紋とフォーマル、セミフォーマルの和姿を
高雅に彩ってくれることでしょう。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますがおおむね美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。


【 紫紘について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2300
創業1920年 (前身 山口織物所)
設立1954年
創業者は山口伊太郎(やまぐち いたろう)

企画、デザイン、織設計、製織、販売までの
工程の製造卸一貫の機屋、西陣では珍しい形態を取る。
時代と共に移り変わるもの、変わらないものを注視し、
何時の時代にも新鮮な提案を指針に織物作りに努めている。

製織数が限られており、品揃え豊富な
老舗の専門店ですら取り扱いは少ない。


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山口伊太郎(やまぐちいたろう)について
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10代後半には山口織物所として独立、
様々な織技術を考案し独創的な帯を制作。
第二次世界大戦中に織物業の一時中断を
余儀なくされたが、戦後に再開、其の後
紫紘株式会社を創業。
また戦時中に廃業した西陣の織屋が再開するにあたって、
西陣織工業組合の設立に尽力し、西陣織物館理事長を歴任。
1970年頃より、商品として織物作りではなく後世に
残るものを制作すべく、織物による源氏物語絵巻
「源氏物語錦織絵巻」の制作に着手。
亡くなるまでのおよそ37年間織り続け、最終巻の
織製の指示、完成を待つのみとなった2007年に
最終巻の完成を見ることなく同年6月27日に
老衰のため死去。享年105歳

1901年 京都市上京区上立売通堀川西入に生まれる。
1913年 京都市立成逸尋常小学校卒業後、西陣織物製造佐野商店に入店。
1920年 京都市上京区にて、山口織物所として西陣織物
    高級帯地製造業開業する。その後、戦中に廃業。
1954年 紫紘株式会社を創立する。高級帯地製造再開。
1970年 「源氏物語錦織絵巻」の製作を開始する。
1986年 「源氏物語錦織絵巻」全四巻のうち一巻を完成(竹河の巻他)
1990年 「源氏物語錦織絵巻」全四巻のうち一巻を完成(宿木の巻他)
2001年 「源氏物語錦織絵巻」全四巻のうち一巻を完成(鈴虫の巻他)
2003年 京都市、平安神宮にて展覧会を開催する。「源氏物語錦織絵巻」
    東京都、大倉文化財団大倉集古館にて展覧会を開催。
    「源氏物語錦織絵巻」
2007年 6月27日未明、自宅にて逝去(享年105)

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
西陣織工業組合証紙No2300 紫紘謹製

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、お茶席、観劇 など

◆あわせる着物 訪問着、付下、紋付き色無地、江戸小紋 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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