商品番号 1452761

【夏帯】 【染色家 下平清人】 特選型絵染科布地八寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「涼花」 どこか懐かしい型絵の味わい 掘り出しオネウチ!

売切れ、または販売期間が終了しました。




【 仕入れ担当 渡辺より 】
人間国宝【 故・芹沢けい介 】氏の一番弟子で
染色作家【 下平清人 】氏の型絵染にてお柄を
そめあしらった『まだ布(科布:しなふ)』の
八寸名古屋帯のご紹介でございます。

ほのかに科の木の香ただようお品。

シンプルな型絵染によるお柄があしらわれており、
夏の小紋、織のお着物、上布、自然布の
お着物にあわせて、カジュアルの帯姿を
お楽しみいただけることでしょう。


【 お色柄 】
科布の中では薄手の地風の自然な亜麻色の濃淡地を
ベースに、鉄紺と黝色(ゆうしょく:青みを帯びた墨色)の
濃淡のみの配色で花のお柄が染めあしらわれております。


【 商品の状態 】
やや使用感、着用シワはございますが、
中古品としてはおおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。




【 下平清人について 】
型絵染作家
1936年長野生まれ
19歳の年から型絵染めの第一人者、故:人間国宝
芹沢けい介(けいは金偏に圭)に師事、以後その
工房に長年仕え、その技術を学び昼夜を問わず制作に励んだ。
1968年に那須塩原に下平染色工房を開設。

【 受賞歴 】
1956年(昭和31年) 国画会初入選 日本民芸館展初入選
1958年(昭和33年) 国画会新人賞受賞
1962年(昭和37年) 日本民芸館展奨励賞受賞
1965年(昭和40年) 国画会野島賞受賞
1970年(昭和45年) 国画会会友優作賞受賞
1972年(昭和47年) 国画会審査員
1985年(昭和60年) 東京・京都にて20周年 個展開催
1986年(昭和61年) 連展厚生大臣賞受賞
1987年(昭和62年) 富士美術賞受賞
1990年(平成2年)  第三文明展 第三文明賞受賞 栃木県展審査委員長
1991年(平成3年)  飯田市美術博物館にて個展開催



【 型絵染について 】
染色工芸家、芹沢けい介(せりざわけいすけ:
けいは金偏に圭)が、1956年に人間国宝に認定された際、
室町時代末期から続く日本の伝統的な染色技法の
ひとつである「型染(かたぞめ)」と区別するために
あらたに生まれた言葉。

「型染」の仕事、技法は、個性的な下絵に始まり、
絵模様が創案され型彫り、染色にいたる工程の
ほとんどを一人でこなす性質を持つが、その工程を
一層発展させ、詣力や色彩感覚を重視した絵画的
表現を追及する創作的染技法が型絵染と呼ばれる。



【 科布について 】
「シナノキ」や「オオボダイジュ」の
樹皮からつくられる日本最古の織物のひとつ。
葛布・芭蕉布と並ぶ日本三大古代布。

樹皮から採れる靭皮繊維をはぎ、灰汁で煮て薄く裂き、
出来上がった糸を織り上げる。
茶褐色をしていて粗剛で織り目はあらく野趣に富み、
通気性がよく、軽く、水濡れにも強く、使いつづけるほどに
味わいが増す。

現在は新潟県や山形県の一部地域のみで生産されている。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.59m(若干短尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※開き仕立て
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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