【 仕入れ担当 渡辺より 】
日本の工芸会に多数の功績を残した、故・小倉健亮氏に
師事され、辻ヶ花作家として知られる【 森健持 】氏による
絞り染の特選九寸名古屋帯のご紹介です。
健持氏ならではの完成度の高い仕上がりのお品。
小紋、織のお着物などのカジュアルのお着物との
コーディネートでその独特の世界観を帯姿で
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
さらりとした質感のハリのある紬地を、ごくごく淡い
薄白グレーに染め上げ、落ち着いた彩りの絞り染にて、
デフォルメされた桐があしらわれております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 森健持について 】
染色作家
小倉家の四代目として生まれ、独自の作風を完成させる為に
義母の実家で絞り染を学び、後に「絞り染の小倉」
「辻が花の建亮」として名をなした故・小倉健亮氏に師事。
11年半の修行ののち、32歳で独立、以後、30余年にわたって、
個展や伝統工芸展への出品を数多く行うなど、精力的な
創作活動に取り組んでいる。
その作品は花や草木といった伝統的な文様をはじめ、
楽器や動物など現代的モチーフ、クリムトやマティス、
シャガールといった洋画家たちからインスパイアされた
デザインを取り入れた作品群を発表。
「辻が花」による新たな表現の可能性を拓いた。
絹100%
長さ約3.59m(若干短尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。