商品番号 1451429

【伝統的工芸品 読谷山花織】 草木染手織九寸名古屋帯 「花の流れ」 シックな良色柄! 立体的な花織の逸品工芸帯!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
南国の風情薫る一条。
淡い帯地に華やかなお柄が織り上げられた、
読谷山花織の草木染手織名古屋帯をご紹介いたします。

読谷には、女性が恋人の旅の無事を祈って織り上げる
「手巾(ティサージ)」を贈る文化がありました。
旅の道中の魔よけやお守りとしての意味もあり、
家族への愛情、男心、女心の機微を織物に託した文化が香る
素晴らしいお品です。

無地や格子などさりげなく着られるおきものを楽しまれている方にも、
昔ながらの伝統表現を楽しむとともに時代にあった感性で着こなせる帯として、
ぜひお手に取って頂きたく思います。

どうぞその奥深さを…
穏やかな帯姿に、末永くご堪能くださいませ。


【色・柄】
地色は、シックな黒色を基調として。
意匠には、緑色や黄色、白色などの手花織にて
横段に美しい創作意匠が表現されました。

花織の立体的な表現。
ふっくりとしたナチュラルな表面が、織物らしいやわらかみを感じさせて。
民芸的でありつつも現代の感性にしっくりくるという、懐の深さ。
南国の織物らしい独特の表情はそのままに、
現代の街並みにしっくりとなじむ、洗練されたハイセンスとなりました。

太陽と海と大地に育まれた、琉球の感性。
あの豊かな環境でしか、この表現は完成しえなかったことでしょう。

あたたかな心によって織り上げられた、手仕事のぬくもりある作品です。


【 読谷山花織(ゆんたんざはなうい) 】
14~15世紀、琉球は大貿易時代を迎え、中国や東南アジア諸国との
交易が盛んで、多くの交易品と共に、読谷山花織のルーツとなる
絣や浮織の技法も伝来いたしました。

その技術を応用し、15世紀初頭から織り始められたとされる読谷山花織。
琉球王朝の保護のもと、御用布に指定され、約600年の長きに渡り、
織り継がれて参りましたが、明治の廃藩置県によって花織を着用する階層を失い、
需要の減退と共に織り手も減少、沖縄戦争後は急激に衰退し、
消滅の危機に瀕したため『幻の花織』とも呼ばれました。

その後、1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに復活。
人間国宝・興那嶺貞さんら、深い情熱を持った織り手によって復元されたその技術は、
現在では沖縄県指定無形文化財、経済産業大臣指定伝統的工芸品として、
全国にその名が知られております。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
沖縄県織物検査済之証、沖縄県伝統的工芸品之証、
経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙がついております。
※おすすめ帯芯:綿芯 ◇お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古、ランチなど

◆あわせる着物 色無地、小紋、紬、御召

お仕立て

★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。

★開き仕立て(税込12,100円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。

★松葉仕立て(税込12,100円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。

※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,200円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【綿芯「松」】名古屋仕立て
【綿芯「松」】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【綿芯「松」】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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