京都和小物ブランド【渡敬】の帯締めです。
組みの組織は「地内記組(じないきぐみ)」。
地内記組とは、安田組を二枚合せた組み方で江戸時代以降に始まった組みです。
その技術を活かした綾出し(文字や模様を組み出すこと)にて、
紐の片側に三段の波模様をあらわし、波部分には金糸を組み混ぜております。
紐先の房(ふさ)には撚り房を合わせ、ひと手間加えた上質な仕上がり。
柄部分に金糸が入っておりますが目立つほどではありませんので、
訪問着や付下げなどのセミフォーマルから小紋や紬などのカジュアルにも合わせていただけます。
【 紐の渡敬について 】
1925年(大正14年)創業
京都中京区にある帯締・組紐の創作元
「三ツ杵」ブランドが有名
きものや帯を引き立てながらも一本の
紐の存在感が際立ち、着る人見る人が
和むような彩・配色で独自のものづくりを続けている。
特に色彩は流行に敏感だと言われる口紅の色などの
市場トレンドや顧客ニーズを取り入れ、「錆赤」や
「金茶」という一目で渡敬の商品だと分かる
独自のカラージャンルを確立。
創業以来染め続けてきた組紐の一部や
裂地など数百種類を保存しているため
数十年後でも同じ色のものを再現する事が
可能である。
素材/絹100%(金属糸使用)
長さ/約160cm(房含まず) 幅/1.6cm
撚り房
◆季節 問いません
◆用途 セミフォーマル~カジュアル
◆着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、紬など