商品番号 1448041

“均一価格25日正午迄!” 【10万円均一】 【故・大城カメ】 特選琉球真綿本紬 草木染・手織り ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「藍波間道」 自然を愛し、自然を纏う… 琉球ファン感涙の絶品! 身丈151.5 裄64

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
溢れる南国の香り。
古よりの豊かな自然の中で育まれた伝統の技「琉球かすり」。

今回ご紹介のお品ものは、
琉球絣の創設者とも言われる、故・大城カメ氏のひと品でございます。
そのお人柄の温もりが伝わってくるような逸品に出会えました。

弊社でも数えるほどのご紹介の希少品…次のお約束出来かねますので、
お目に留まりましたら是非お見逃しなきようお願いします。


【お色柄】
ざっくりとしつつも非常に滑らか…
藍染によるくすみ持たせた藍色の紬地には、波模様を込めた間道模様を織りなしました。

琉球かすりでは真綿糸が用いられることはほとんどございません。
手織の性質上、真綿糸が入ると
織っている最中に切れやすくなってしまうためです。
こちらのお品は、卓越した技術により、真綿が用いられ、
ほっこり、そして軽やかな風合いに織りあがっております。

これら全ての工程を経て、一反出来上がるまでには3ヶ月も要します。
それ故に感じられる手作りの良さ…
織物好きの方にも自信をもっておすすめ致します!

二度と織りあげられることのない…
氏の感性と琉球への愛情が詰め込まれたひと品でございます。
どうか大切に、末永くご愛用くださいませ。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【大城カメについて】
大城織物工房2代目であり、3代目大城清助氏の妻である、
大城カメ氏は『琉球絣』と言えば、この人といわれるほど有名なお方でございます。

大城織物工房は1879年、大城ウシ氏により沖縄本島南部南風原に設立されました。
1899年に2代目大城カメ氏が工房を継ぎ、
1919年に3代目の大城清助氏が初めて織物を「専業」とし、
生活の糧にするまでは、当時の織物といえば自分たちの普段着を作る以外は
わずかな現金を得るための「兼業」として細々と成り立っておりました。

後の太平洋戦争(沖縄戦)の戦火で、家財や織物の道具はすべて焼失、
一面の焼け野原となり、唯一残ったのは「技術」だけという有様でした。
その戦後の物資とぼしい苦難の時代を経、現在まで受け継がれたその技術。

カメ氏は常に新しい琉球絣の制作に力をそそぎ、
『卓越技能賞(現代の名工)』、『勲六等瑞宝章』等、数々の賞を受賞。
残念ながら1993年に80年の生涯を終え他界されましたが、
今でもカメ氏の琉球絣は高い評価を受け、ファン垂涎のお品でございます。

昭和52年 沖縄県知事表彰
昭和53年 労働大臣 卓越技能章(現代の名工)
昭和54年 内閣総理大臣賞
昭和55年 勲六等瑞宝章受賞。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈151.5cm(適応身長146.5cm~156.5cm) (3尺 9寸 9分)
裄丈64cm (1尺 6寸 8分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾25cm (6寸 6分) 後巾29.5cm (7寸 7分)
◆八掛の色:紺色

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm (1尺 7寸 9分) 袖巾35cm (9寸 2分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。