【仕入れ担当 田渕より】
その涼やかな地風…
風がすっと通り抜けるざっくりとした組織美で織り上げられた
季節感を存分に楽しんでいただける、夏の八寸名古屋帯のご紹介です。
お目に留まりましたら、お見逃しなくお願いいたします。
【お色柄】
ざっくりとした織りの風合い。
自然味漂うアイボリーと黒色ですっきりと織り分けられました。
その複雑な糸の綾なしはざっくりとした素材感を感じさせて…
無限の奥行きと共に、涼味溢れる本当に美しい仕上がりです。
【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
たたみ皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【羅について】
羅織物は中国と南米ペルーに紀元前からある特殊な織物で、
特にペルー古文明時代の技法は、親から子へと口承でのみ
伝えられてきた手織物で、中国の羅より複雑な組織とされています。
日本には5~6世紀頃中国より伝えられ、
太撚の絹糸を使い、振綜(ふるえ)という経糸を自在に動かせる装置を備えた機で織ります。
1本の経糸が左右の経糸と捩れ、
そこに緯糸を通して搦みを固定し網目状の隙間をつくっていきます。
絹100%
長さ約3.8m
全通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物、浴衣など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。