【 仕入れ担当 渡辺より 】
西陣の名門【 都(みやこ)】より、
軽やかに織り上げられた夏物袋帯のご紹介です。
糸の太細、強弱を絶妙に用い、すっきりと
お柄が織りだされており、夏の洒落訪問着や付下、
色無地、小紋、夏御召などのお着物をはじめ、
金の箔糸が用いられておりますが、こういった
表情でしたら、夏牛首などの光沢があり、力のある
織のお着物とも相性が良い事でしょう。
【 お色柄 】
薄手でややシャリ感のある黒の紗地に、
濃淡の金糸に、箔糸の太細を使い分け、
デフォルメされた波兎が織りだされております。
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西陣 都(みやこ)について
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西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.3m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:夏綿芯(黒)
※織の性質上、意匠を構成する糸が透けてみえる部分がございますが
風合いであって難ではございません。その点ご了承下さいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 夏の洒落訪問着、付下、色無地、小紋、夏の織のお着物 など