【 仕入れ担当 渡辺より 】
ひなやらしい組と織の技術で表現だされた
特選袋帯のご紹介です。
こちらの『畦移動』のシリーズは
ひなやの中でも高級ラインのお品。
ユニークな糸の動きと組独特の目を惹くデザイン、
おだやかな色使いで、印象的な帯姿を
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
おだやかな薄萩、藤鼠、オフホワイトに金糸を
織り交ぜた変わり間道状の帯地に、耳箇所には
鉛色の糸を混ぜ、お太鼓箇所に立体的に交差し、
凹凸を見せる唐組の貝の口のような組文様が配されております。
また裏地はひなやならではの九点紋羅が
つけられており、こだわりの仕上がりとなっております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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ひなや工房について
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自然染織家・伊豆蔵明彦氏が主宰。
くむ・あむ・おるをコンセプトに掲げ、
飛鳥・奈良時代にシルクロードより隋・唐を経て伝わった
唐組の技法を伊豆蔵明彦氏が20年もの歳月をかけ、
研究、現代に復刻生み出された「和唐組」を
ベースにした着物や帯を製作されていた。
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九点紋羅(くてんもんら)について
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九つの小菱で大菱を構成する九点紋を織りだした紋羅。
伊勢神宮神官の烏帽子にも使用されている格式ある
紋羅である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.56m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。