【 仕入れ担当 中村より 】
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけを使っているため、
年間生産量が一番少ないものが牛首紬です。
さらに、夏物となればその希少性は申し上げるまでもなく…
今後も、後継者不足などのために、ますます価格が高騰すると言われております。
そんな稀少な紬の逸品、どうぞお見逃し無く!
【 お色柄 】
涼やかな風を感じる、程よい透け感の地。
シャリっと織り味の牛首紬の糸が綾なす紗紬のその地は本当に軽やかで、
暑い夏にサラリとお召し頂ける地風が魅力的です。
ところどころに牛首ならではの節感が味わいを見せるなか・・・
その上に、薄紫色や紅紫色、桜色でグラデーションの意匠を。
モダンな感性が魅力の意匠が描き上げられました。
シンプルにも洗練されたセンスの光る創作の逸品です。
心を込めて織り上げられる一反一反。
絹織物と紬織物との両面をあわせもった気品ある独特の風合い。
ほのかな透け感の地風は、5月から7、8月の盛夏、9月の初めにも、
存分にお楽しみ頂けることでしょう。
やさしく風を通し肌をすり抜ける風合いを。
かつ、そのあたりのお品とは異なる織り地の強さをご堪能頂きたく思います。
織り物ファンの方に、自信を持っておすすめいたします。
流行り廃りのないシンプル柄だからこそ、来夏へのご準備に…
どうぞお見逃しございませんよう!
絹100%
長さ約13m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
牛首紬生産振興協同組合の証紙がついています。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 夏のカジュアルなパーティー、観劇、コンサート、行楽など。
◆あわせる帯 夏物の名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。