【 仕入れ担当 渡辺より 】
博多織元 岡野のブランド【千年工房 (せんねんこうぼう)】より
定番ともいえる、献上柄を織り上げた、オーソドックスな
八寸名古屋帯のご紹介です。
小紋、織のお着物などのカジュアルスタイルの
帯姿に重宝していただけ、また単衣の季節にも
おすすめの質感でございますので袷の時期も単衣にも
と幅広くお締めいただけるお品でございます。。
【 お色柄 】
落ち着いた焦茶色地に赤香とアイボリー
栗梅(くりうめ:赤みの強い茶系のお色)の配色で
間道縞と華皿と独鈷をあしらった五献上のお柄が
織りだされております。
【 商品の状態 】
やや使用感、うっすらと着用シワはございますが、
中古品としてはおおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。ませ。
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岡野(千年工房)について
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創業1897年
博多織の織元。
現在は岡野博一が五代目社主
織元としてのプライドと技術の伝統を守りながら、
ファッション進化の基本である「新しい出会いへの冒険心」を
テーマに、創作活動を続けている。
2017年、展開中のブランドを
KIMONO Production OKANO に統合。
OKANOブランドの中のコレクション・ラインとして、
晴れの舞台を彩る佐賀錦の最高級品をそろえた「武一郎」、
職人の卓越した技を絶やさず未来へ伝える「千年工房」、
日本と世界の間、東京で進化する世界都市の風景に調和する
KIMONO「awai」の3つのコレクションを展開。
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献上柄について
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黒田長政が徳川幕府に献上した博多織の柄名。
仏具の「独鈷」と「華皿」との結合紋様と
中間に縞を配した定格とされた。
献上以前は単に独鈷、華皿浮け柄と呼ばれたが
それ以降献上柄と呼ばれるようになった。
柄の構成は
親子縞:太い縞が細い縞を挟むように配された縞
「親が子を守る」という意味を持つ
独鈷:煩悩を打ち砕くとされる仏具・法器
孝行縞:細い縞が太い縞を挟むように配された縞
「子が親を慕う」という意味を持つ
華皿:仏の供養の際散布する花を入れる皿
を組み合わせる。
絹100%
長さ約3.54m(短尺・お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。