商品番号 1436552

【伝統工芸士 保科土山】 特選手染江戸小紋 ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「毛万筋」 精緻な手染めの江戸小紋… 身丈163 裄68

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
凛と、粋な佇まい。
数ある洒落着物の中でも、とびきりセンス光るお品をご紹介いたします。
伝統工芸士・保科土山氏が染め上げた作品でございます!
保科氏は引退されておりますので、
非常に希少でございます。

さり気なくも他のものとはひと味違ったお品をお探しの方、必見です。
お見逃しなきようお願いいたします。


【 色柄 】
お色はやや紫色の入った灰。
一面には細やかな毛万筋の意匠が染め上げられました。
整然と配された微細な縞模様…
江戸小紋の醍醐味をしっかりと味うことができます。

小物や帯とのコーディネートによって、時にはつつましく「上品」に、
またある時にはきりりと「小粋」に見える表情豊かな一枚です。

お道具としての一枚にはもちろんのこと、
お洒落着感覚での装いにも向きそうな表情が大変魅力的です。


【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。


【 江戸小紋について 】
伊勢型紙を白生地の上に置いて模様の部分を糊で防染し、
地色を一色で染めて糊を落とすと、模様の部分が白く残ります。
この技法で染められる小紋が、江戸小紋。

武士の裃(かみしも)として、また将軍や大名は各自専用の模様を定め、
それを留柄(他者が使うことを禁じた模様)としておりました。
やがて元禄時代には多様な文様が町人層に広がり、洒落着としても用いられるようになりました。

江戸小紋の紋様は、数千種あると言われております。
また型紙の長さは45cmほどですから、一反の着尺(約12m)を染めるには
何十回も型紙を送って染めなければなりません。
極型の江戸小紋を一分の狂いもなく送って糊付けするには、
これもまた熟練した技術が必要です。

シンプルなお柄のお品ではごまかしが効かず、
寸分の狂いも許されない高い技術が用いられます。
確かな技を持った匠が時間をかけて生み出した作品です。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈163cm(適応身長158cm~168cm) (4尺 3寸 0分)
裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾25.5cm (6寸 7分) 後巾30.5cm (8寸 1分)

【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。(縫込みがほぼないため)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 街着、観劇・芸術鑑賞、お食事、和のお稽古、旅行、趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。