商品番号 1436033

【22万均一バーゲン】 【単衣・夏着物】 【大城永光作・花倉織】 本場琉球南風原花織紬 ~彌太郎コレクション~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「宵蛍」 流通量少ない、絶品の花倉織。 心揺さぶる織の宝… 身丈167 裄71.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
布地自身がそよ風と一体化するかのような、
ひんやりと繊細な、琉球王府の夏の美しき絹衣。
通常の花織よりも流通量が少ない希少品、
花倉織の逸品をご紹介いたします。

こちらのお品は、近年注目を浴びている隼人紬工房の杉山太一氏の父、
彌太郎氏のコレクションの一つでございます。
きもの道楽として知られた彌太郎氏は数々の逸品をお持ちだったそうです。

そのアーカイブを元に製織された作品。
遠目には本当にシンプルに見える布地です。
お色の一切は排し、あくまでも織り技法だけによる趣向。
ですが近づきますと、どれほど凝った織物であるか思わず息をのむほどのもの。
ぜひともお手元にてご覧いただきたく思います。


【お色柄】
ふうわりとほのかな光沢をはらむ知的な墨紫色。
実に繊細な表情で透かし織りがあらわされて…
透明感のあるスタイリッシュな着姿を演出する、
さりげなくも美しいひと品に仕上がりました。

さすがは暑い土地のお召しものだけあって、
目にも肌にも、最高の着心地を楽しませてくれます。

高度な技を要する、珠玉の織。
着ているのを忘れてしまうほどの、軽やかな仕上がり。

なぜここまでに私たちの心を揺さぶるのか…
その答えは、皆様にみつけていただければと願っております。
心を込めて、お届けさせていただきます。


【花倉織について】
もともと花倉織は、琉球の王家専用の、格式を誇る夏衣でした。
花のかたちを浮かびあがらせるとともに…
部分的に糸の密度を変えることで、
生地に透け感を演出するのがその特徴です。

実に高度な技を要する織りもの。
この絽目を織り上げる為にどれだけの手間が掛けられておりますかというと、
糸の本数は同じなのに絽目を出すということは、
この透かし織り部分の糸を圧縮し、二本の糸を一本にし、
そして均一に力をかけて織り上げて…

織り手の技と、首里花倉織だけが持つ独特の尊さ、気高さ、美しさ。
ここまでの、類まれなお色使いの作品には本当になかなか出会えないものです。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈167cm(適応身長162cm~172cm) (4尺 4寸 0分)
裄丈71.5cm (1尺 8寸 8分) 袖巾36cm (9寸 5分)
袖丈51cm (1尺 3寸 4分)
前巾26.5cm (6寸 9分) 後巾32.5cm (8寸 5分)
※居敷当無し、背伏付き

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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