商品番号 1433702

【決算SALE】 【なかいま手織工房】 本場首里道屯織 草木染手織り紬八寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「草蒼」 見つめるほどに深みを増して… 草木薫る上質な一条。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
首里花織、道屯織、手花などを手掛ける、
なかいま手織工房。
仲井間香代子氏がお母様とご一緒に作られた工房で
首里織らしい自由な色彩が魅力でございます。

草木染めの美しいお色を、道屯織で織り上げた特選八寸帯のご紹介です。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。


【お色柄】
ざっくり柔らかな地風。
お色は草木そのもののような若草色を基調として、
経糸を浮かせる道屯の畦が印象的に織り上げられました。

濃淡が表情豊かに、立体感のあるロートン織りと品ある色合いは、
見つめるほどに深みを増してゆくようです。

一見シンプルなように見えますが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、
その表情に織り手の誠実さや根気強さを感じ取っていただけることと思います。

琉球の織物には、力がございます。
なぜここまでに私たちの心を揺さぶるのか…
その答えは、皆様にみつけていただければと願っております。


【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【首里花織となかいま手織工房について】
15世紀頃から琉球王府の首都として栄えた首里。
そこでは、高貴な人々の衣装として、美麗な織物が数々織られてまいりました。
現在はそれを総称して「首里織」と呼んでおりますが、
その技法の種類は豊富で、デザインも実に多彩なものでございます。
首里花倉織、首里花織、首里道屯織、首里絣、花織手巾、煮綛芭蕉布、ミンサー…
これだけ多くの種類が存在する、首里王朝の華麗なる織物の世界。

かつての王府下で発展した、美しい織物たち。
洗練された高い水準であることに間違いはございません。


なかいま手織工房は、
仲井間香代子氏が母親と共に設立した工房で、
首里織を中心とした織物を製造されております。

香代子氏の主だった作品は草木染の花織。
草木染めに使う材料は自ら調達されるそう。

その素材の調達方法は独特で、首里には山や森が
ほとんど無いため、ごくごく身近な場所(路側)などの
環境整備で手入れされた枝葉を用いております。

環境の変化によって以前より段々と綺麗な発色が
出なくなってきている草木染ですが、香代子氏の手にかかれば、
身近な場所に生息する草木でさえ、深みのある色を魅せます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.6m
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など

◆あわせる着物 小紋、織の着物

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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