【仕入れ担当 竹中より】
すでに帯作りをやめられた機屋さんの
希少な袋帯が問屋さんの
在庫処分品としてお値打ちに入荷しました。
金銀の箔を丁寧に一枚ずつ和紙に
張ってから糸のように細く細く切断し、
一本ずつ手で撚糸したものを帯地に使用する「引き箔」の技法。
そこにさらに一工程「箔に絵を描く」
という作業が加えられたのがこちらのお品です。
つまり、箔をのせた和紙の上に、な
んと、帯の柄となっている意匠を描いてから切断、
再び織り上げるという、緻密な作業の上に完成された一本なのです。
【お色柄】
柄行きは、幽玄な焼箔の上に正倉院御物ゆかりの
琵琶や鏡裏紋 花喰鳥の意匠が織り込まれています
その意匠のほとんどが
螺鈿箔が用いられております。
夜光貝やアワビの貝の真珠質の部分を、
引き箔の要領でのせて用いる螺鈿箔。
光線の当たり具合によって美しく光る青や白が、
えもいわれぬ艶めきのアクセントとなっております。
しゃれ味あるフォーマルをお楽しみいただけます!
1点限りの特別入荷品です!どうぞお見逃しなく!
絹100% 金銀糸のぞく 長さ4.33m
証紙1202 山岡謹製
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 40-
◆着用シーン パーティー 観劇 食事会 美術館 コンサート
◆あわせる着物 訪問着 色無地 付下 お召し