【仕入れ担当 田渕より】
贅沢な夏きもの。
その中でも特に肌に心地よい小千谷縮。
新潟県小千谷の老舗、おだきんより、
昔からの技法を守って織り上げられた…特選小千谷縮でございます。
中でも緯糸に120番手という極めて細い麻糸を使用した作品を厳選して仕入れて参りました!
雪国の、上質な逸品縮をどうぞお手元でご堪能下さいませ。
【お色柄】
夏の涼感。
ちぢみならではのシボとあいまって、
本当に美しい透明感をかもし出しております。
無地でありながらも丁寧に丁寧に織り出された錫色の地。
シボの風合いも相まって表情も豊かに…
湿度の高い日本の夏でも、さらりとした肌触りと清涼感。
何といっても一番涼しいのは、麻素材です。
ご自宅でお手入れできる点でも、重宝いたします。
汗で汚れた際には、水またはぬるま湯でかるく押し洗い、そして陰干しを。
巾の不揃いは霧吹きで湿気を与え、手で形をとりながら折りタタミして下さい。
(※洗濯機・アイロン・熱湯の使用は避けて下さい)
素足に下駄を履いて半巾をあわせますと、浴衣のようにカジュアルに。
足袋をつけてキリリと博多の八寸などを締めますと、上等な夏の装いの完成です。
涼やかな夏の装いを、存分にお楽しみ下さいませ。
【小千谷縮と120番手について】
緯糸に強い撚りをかけ「しぼ」というシワを出す麻織物、小千谷縮。
織りあがった反物はシボを出すために湯もみされ…
美しく晴れた冬の日に、一面真っ白な雪の上に、晒されます。
これが、伝統の雪晒し、
太陽と雪の自然作用で布は雪のように白くなり、独特の風合いが生まれるのです。
一般的な小千谷縮は80~100番手の糸を使用しているため、
この120番手の糸はほとんど生産されておらず、大変希少です。
そのため、信じられないほどに軽く、一般的な麻の着物とは風のぬけが全く違います。
本麻100%
長さ約12.5m 内巾約40.5cm(裄最長約77cm)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
水通し4,950円+麻衿裏6,600円+お仕立代28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※「水通し」はお仕立て前に生地の糊を落とすために必要な工程です。