商品番号 1428561

【夏物お買い得市】 【人間国宝 故・北村武資】 傑作手織羅織八寸名古屋帯 ~上品羅(じょうぼんら)~ ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「菱羅 蕎麦切色」 益々希少になる…至高の夏帯! これが現代に生きる織…

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
見つけてまいりました…

「経錦」と「羅」の二つにおいて
重要無形文化財保持者人間国宝の認定をうけている
北村武資氏の羅織の帯、『上品羅(じょうぼんら)』。

元々織りあげが大変少ない作品…
先生がお亡くなりになった今、ますますその希少性は高まることでしょう。

そうそう出逢えるものではなく、次のご紹介はお約束できません。
至高の夏帯…
お探しの方はどうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。


【お色柄】
ややくすみのある蕎麦切色で綾なされた有職の文様美。
菱の意匠が美しく織り成された存在感あふれる面持ち。
ここまで上品な美しい羅織物には、なかなか出会うことができないかと存じます。

本当にお手にとって、触れてただけないのが残念ですが、通常の羅に比べ、
地厚ながらも非常に軽く、シャリ感のある仕上がりとなっています。

シンプルながらその意匠美、機能美、そして組織美を追求した、
人間国宝が奏でる作品を特別仕入れ価格にて。
末永くご愛顧いただける方にお届けさせていただければと願っております。

母娘受け継ぐ美術品としてお求めいただければ幸いでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。


【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【北村武資と羅】
国内外に知れ渡る名匠の美技。
「現代に生きる織」を志向し、古代技術の復元に留まらず、
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

平安時代以降、歴史上から姿を消し、ようやく大正末期ころから昭和にかけて、
喜田川平朗氏らにより羅組織の復元が試みられるようになりました。
そして羅に魅せられた北村武資氏の手によって復元され、今日に至っております。

羅とは搦み織りの一種で、
太撚の絹糸を使い、振綜(ふるえ)という経糸を自在に動かせる装置を備えた機で織ります。
1本の経糸が左右の経糸と捩れ、
そこに緯糸を通して搦みを固定し網目状の隙間をつくっていきます。
この本物の羅は、決して織機でできないことなどから、西陣でも作られておりません。


【 人間国宝 北村武資 プロフィール 】

昭和10年(1935) 京都市に生まれる
昭和40年(1965) 日本伝統工芸染織展にて優秀賞
昭和42年(1967) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和43年(1968) 日本伝統工芸展にてNHK会長賞
昭和44年(1969) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和49年(1974) 日本伝統工芸展にて奨励賞
昭和50年(1975) 日本伝統工芸近畿展にて特別賞
昭和51年(1976) 日本伝統工芸染織展にて東京都教育委員会賞
昭和53年(1978) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和55年(1980) NHK文化シリーズ「古代の紋織」に出演
昭和58年(1983) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和60年(1985) 個展(銀座 和光)
平成02年(1990) 日本伝統工芸展にて保持者撰賞
平成04年(1992) 京都府無形文化財「羅」「紋織」保持者に認定
平成06年(1994) 個展(銀座 和光)
平成07年(1995) 重要無形文化財「羅」保持者に認定
平成08年(1996) 紫綬褒章
平成12年(2000) 重要無形文化財「経錦」保持者に認定
令和4年 (2022)3月31日 永眠

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.6m
全通柄
※開き仕立て・お太鼓トンネル仕立て

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 6月~9月(単衣から盛夏にかけて)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お付き添い、パーティー、お茶席、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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