【 仕入れ担当 中村より 】
ご存知、織楽浅野。
ハイセンスな帯を数多く創作され、その面持ちはファンの方ならすぐに分かるもの。
西陣織の洒落帯の名機による袋帯のご紹介です。
織楽浅野さんの作品の中でも、特に重宝間違いなしの古典柄を仕入れて参りました!
色数は抑えて、そっと絹艶の美しさを際立たせる…
織楽浅野さんらしいハイセンスを感じさせる面持ちです。
このようなお柄を、さらりとモダンに仕上げてしまうその仕事ぶりに感嘆いたします。
正統派のお着物ファンの方にも、ご納得いただける
魅力的なカジュアル帯姿を演出してくれるひと品です。
おしゃれ訪問着から、色無地、付下げ、小紋、または御召などの織のお着物に合わせて、
趣味性たっぷりにお締めいただける一条でございます。
また、軽くしなやかな地風ですので、締めていて心地よく、
長時間のご着用にも優しい風合いを感じさせます。
【 色・柄 】
今回ご紹介いたしますのは、”粋”な意匠を込めたセンス際立つ一条…
こだわりのお洒落帯をお探しのお着物上級者に、ぜひともおすすめしたく思います。
さらりと、驚くほど肌触りのよいしなやかな帯地は、
黒と観世茶色が混ざり合うようなおぼろ調の帯地。
その地に「雪輪小袖合紋」の文様が織り成されました。
古典の代表柄でもある雪輪の構図に、細やかな疋田を加え、
シンプルながらも奥行きのある面持ちに仕上げた一条です。
【 織楽浅野について 】
織楽浅野のコンセプト、それは「織を楽しむ」という事。
先々代が織屋を始めて九十五年余り。
その母屋から独立し、創業四十年。
場所は金閣寺を北へいく京都松山(しょうざん)の一角。
美術書や織物、さまざまな和紙・筆・墨・箸・ポスターなど、
和素材を超えてあらゆるデザインにアンテナをはり、ハイセンスな幾何学美で
独自の世界を演出する「いいもん屋さん」として知られております。
絹100% 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2257 織楽浅野謹製
耳の縫製:かがり縫い ※おすすめ帯芯:綿芯 ◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、お食事会など。
◆あわせる着物 洒落ものの訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召、紬の訪問着