商品番号 1425845

【人間国宝 故・細見華岳】 特選変わり綴れ織帯締め ≪中古品≫ 「浅蘇芳色」 レアな逸品! 名匠の熟練の織技術!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
今から1300年も昔、仏教の渡来と共にその技術も伝えられ、
「爪で織る錦」として、日本人の持つ指頭の感覚が技となり
日本独特の織物として千余年の間受け継がれ今日に至りました。

日本はおろか世界でも例を見ない美術織物を伝えて…

綴織の重要無形文化財保持者(人間国宝)、
故・細見華岳(ほそみかがく)氏による帯締め。
氏の作品が世に出ることは大変稀で、希少価値が高いと存じます。

近頃では滅多とお目にかかる機会も少なくなってきており、
桐箱等はございませんが、この特徴的な組織は氏の作品として仕入れて参りました。
帯締本体は難等はございませんが、極細の撚り房に乱れがございますので
使用感はございませんが中古品としてお値打ちにご紹介致します。
ご了承の上、ご検討いただけましたら幸いでございます。


【お色柄】
硬すぎず、かといって柔かすぎないという贅沢なしなやかさ。
ややくすみのある浅蘇芳色のみの配色で、
丁寧に創作された帯締めとなっております。

代々受け継いで頂ける、至高の一品を…
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。


【細見華岳について】
大正11年8月23日生まれ。
京都西陣で綴織(つづれおり)など各種の製織技術をまなび、
さらに喜多川平朗、森口華弘に指導をうけ、
多彩な色糸によって花文や流水文をおり、各種工芸展で活躍されました。
平成9年に綴織で人間国宝に認定されています。
平成24年1月1日、偉大な功績を残され、実り多き人生に幕を下ろされました。
(享年89歳)


大正11年(1922)兵庫県氷上郡春日町に生まれる 本名 房雄
昭和12年(1937)京都波多野錦繍堂に入所
昭和17年(1942)川島織物に入所
昭和24年(1949)独立して綴織工房をもつ
昭和39年(1964)日本伝統工芸染織展にて日本工芸会会長賞
昭和50年(1975) 日本工芸会近畿展にて大阪府教育委員会賞
昭和59年(1984) 日本伝統工芸染織展にて文化庁長官賞
昭和60年(1985) 日本伝統工芸展にて日本工芸会会長賞(文化庁買上)
昭和61年(1986) 日本伝統工芸展鑑査員
昭和62年(1987) 日本伝統工芸展にて保持者撰賞(文化庁買上)
平成02年(1990) 「つづれと50年」個展(銀座 和光)
平成03年(1991)沖縄県立芸術大学 美術工芸学部教授
平成09年(1997) 重要無形文化財「綴織」保持者に認定
平成11年(1999) 個展(銀座 和光)
日本工芸会正会員 理事

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約158cm(房含む) 巾約1cm

- おすすめTPO

◆季節 問いません

◆用途 セミフォーマル~カジュアル