商品番号 1425447

“掲載本日最終!” 【大蔵ざらえ】 【本場黄八丈】 特選草木染手織り紬 綾織・市松 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ よもやあの名家の… 一瞬で心捉える、美しい織… 身丈162.5 裄68.5 

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
その美しさ故、迷いなく仕入れて参りました。

残念ながら、証紙類が付属しておりませんが、
まだみの樺色からなる綾織の組織は黄八丈かと存じ上げます。

本場黄八丈、あの名家のお品かも知れません…
目利きのできる方には本当にお値打ちに感じていただけることでしょう。
一瞬で心捉える、美しい彩り…
まずはじっくりとご覧くださいませ。


【お色柄】
しゅっとした絹なり、独特のハリ。
しなやかでいて頑健性の高いその生地。
本品では椎を使用して織りなされた、あの名家が得意とされた綾織。
市松文様がふうわりと浮かび上がります。

シンプルでありながら、滲み出る奥ゆかしさに、
思わず誰しもが振り返ることでしょう。

織り手の巧みの技と、その織物だけが持つ独特の尊さや気高さ、美しさを存分にお楽しみください。
是非、このご機会を大切に、末永くご愛顧していただける方に、
京都室町より心を込めてお届けできればと願っております。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗い、仕立て替えに出されたと見られるしつけ糸がついており、
胴裏、衿裏は新品同様となっております。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【黄八丈について】
その歴史は古く、室町時代から貢絹の歴史があります。
徳川時代には将軍家の御用品となり、大名や高官、御殿女中に用いられ、
今何かと注目される「大奥」をも風靡しております。

徳川の中期以後、染織の技術が進み、黄・樺・黒の三色を組み合わせた
竪縞・格子縞が織られるようになり、現在に至るまで何百年もの
継承がなされております。

黄は刈安、樺はまだみの樹皮、黒は椎の樹皮と、全て植物性の天然染色で、
数十回の染めを繰り返し表現される奥行きの色彩。色をとめるのに、
黄・樺は木灰を使い、黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させます。
まさに、自然の恵みと織り手さんの匠の技の結晶のような織物です。

そして、糸染だけではなく、織にも特徴がございます。
黄八丈の織は「平織」のものと「綾織」のものがございます。
平織はその名の通り、経(たて)糸と緯(よこ)糸を
一本おきに交差させる最も基本的な織り方。

綾織は組織り点が斜めの方向に連続し、斜線状をなす織り方。
別名、斜文織(しゃもんおり)と呼ばれ、黄八丈独特の
めかご・風通くずし・たつみあや・太郎左衛門・一松(市松)・
ひしあや(菱綾)・杉綾・まるまなこ・よせあや・片あや・足高貴(あしごうき)
と呼ばれる織技法が存在しております。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈162.5cm(適応身長157.5cm~167.5cm) (4尺 2寸 9分)
裄丈68.5cm (1尺 8寸 0分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 4分) 後巾30cm (8寸 0分)
◆八掛の色:琥珀色
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お出かけ、カジュアルパーティーなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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