商品番号 1422627

【元文3年創業 誉田屋源兵衛】 特選工藝金華山織袋帯 ~金華山平脱~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「露芝地葵紋」 研ぎ澄まされた感性 蒔絵の技法を帯に!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 渡辺より 】

【 誉田屋源兵衛 】より、金華山と
平脱の技法を用いて創作された特選袋帯のご紹介です。

抑えた色彩のお品ですが、箔糸を絶妙に用いた
古典柄が美しく、訪問着や付下、紋付き色無地などの
フォーマルのお着物とのコーディネートで存在感のある
帯姿を演出してくれる事でしょう。


【 お色柄 】
石目地紋が浮き沈みする、オフホワイトとごくごく淡い
猫柳色の段ぼかし地に、金糸、銀糸を用いた金華山織で
露芝と華を込めた葵の葉が織りだされ、お太鼓箇所にのみ
平脱技法を用いた唐華円紋があしらわれております。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、おおむね美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。


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誉田屋源兵衛について
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1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。

沿革
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
    西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
    山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
    西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
    後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
    以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
    日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
    日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。


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平脱について
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金や銀の薄い板を文様の形に切り抜き、
漆を塗った面に貼り付け、その上から
全体に漆を塗り込めた後、文様部分の
漆膜を剥ぎ起こす技法。
剥取平文とも呼ばれる蒔絵の技法。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ4.45m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添い、芸術鑑賞、観劇 など

◆あわせる着物 訪問着、付下、紋付き色無地 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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