商品番号 1422295

【大正7年創業 三代目廣瀬雄望】作 錐彫り型東京染め江戸小紋着尺 重要無形文化財形染 「極七宝」 型と対話し染めと向き合う100年の歴史… 今に遺る希少な未仕立てを厳選仕入れ!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
最近ではしっかりとした手付けの江戸小紋もどんどんと少なくなって参りました。
いわゆる写しのお品ではなく、
型を使用し手仕事で少しずつ色ムラやズレが出ないように染め上げる…

職人の魂を宿す小紋。
それが江戸小紋でございます。

創業は大正の7年
100年以上続く江戸小紋の名家・廣瀬家。
今も名を時代をリードする作品を数多く手掛けてらっしゃる名門中の名門。
あの東京・菱一さんがメインで扱われていた、確かな技術を持ち、継承されております。

しかも今回ご紹介のお品は、現在の当主廣瀬雄一氏ではなくなんと先代の作品。
三代目・廣瀬雄望氏の絶品江戸小紋でございます。

それも希少な未仕立てのお品…
まさに一期一会、欲しいと思って手に入るお品ではございません。
自信と責任を持って大切にお届けさせていただきます。


【お色柄】
凛と深い黒色を基調に、スッキリとした印象の白色で染め上げられた花七宝の文様。
遠目には無地、近づいて浮かび上がる細やかな模様の粋。
シンプルなものほど、最高のものを。
日本の文化と伝統を愛する方にこそお召しいただきたい芸術品です。

申し上げるまでもなく、数あるお品ではございません。
一反を染め上げるのに、
数多くの職人が、長く厳しい修行の後、「道」と呼ぶまでに極められた
その心を、作品から感じ取っていただければ、これほどうれしいことはございません。
一生をともにする最高級のきもの、その技の極致をご堪能くださいませ。


【伊勢型紙について】
昔より染めものは、柄師(デザインを施すもの)、彫師(柄を彫るもの)、染め師(染色をするもの)の手から成り立っております。
【伊勢型紙】はその中で、柄を彫る工程にあたります。
彫り師は、求められた柄を、渋紙(和紙に柿渋を塗っていぶし、強度を高めたもの)にあてて、その通りに小刀を走らせます。
一つの作品に一ヶ月かかることなど珍しくなく、孤独な作業にとり組みます。
だからこそ、彫師の魂がやどった、神がかり的な作品が生まれるのでしょうか…

彫り職人の魂とも呼べる型紙、たった一枚の伊勢型紙だけで糊伏せを行い染め上げる、
中でもこの様な極錐彫りの細やかな点は目が細やかなので、
染料溜まりやムラが生じやすく、それによって仕上がりの印象が変わるほどの繊細な型紙。
更には一部でも破損すれば、永遠に同じものを製作することはできないその緊張感の中での糊伏せ…
日本の文化と伝統を愛する方にこそお召しいただきたい芸術品です。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約13m 内巾36cm(最大裄巾68cm)
白生地には特選濱ちりめん地を使用しております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 観劇、お食事会、お茶席、お稽古、お出かけ、カジュアルパーティー、ランチなど

◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(湯のし)


撥水加工をご要望の場合はこちら
ガード加工(着尺・羽尺)


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