商品番号 1422015

“中古市本日正午迄!” 【ブランド中古市】 【木版更紗 景山雅史】 特選木版染紬訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「花並べ」 奇跡のお着物入荷! 滅多に手に入りません! 身丈162 裄66.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
なんとも希少な作品が大変お値打ちに入荷しました。
木版更紗作家、景山雅史氏作の至極の逸品でございます。

展示会等をメインに販売されておりますので、
現実的なお値段でご紹介することのかなり少ない人気作家さんの一品です。
希少で大変手間のかかる「木版染め」の大作。
まず一般に流通することのない工芸品ですので、どうぞお見逃しなく!


【色柄】
紬地には、雅史氏ならではのモダンな感性が存分に表現されています。
紬の風合いが豊かな帯地に表された小花並べの意匠。

決まった販売ルートでのみ取り扱われるお品ですので、
このようにご紹介できる機会もまずございません。
ごくごく限られた方々にのみ誂えられてきた傑作品でございます。

工芸ファンの方からご存じない方まで、
この力作をぜひともお伝えできればと存じ上げます。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 景山雅史(かげやままさふみ)氏について 】
タイを訪れた時みかけた更紗に感動し、
インドの木版に惚れて、オリジナルの手彫りの版木で染めをはじめた景山雅史氏。
そもそも木版染めのルーツは江戸時代、献上品として制作されていた「鍋島更紗」。
明治に入り状況が一変した鍋島更紗は、大正時代に一度途絶えてしまいます。

この鍋島更紗の秘伝書・見本帳から復元に尽力されたのが鈴田照次氏。
型絵染の人間国宝・稲垣稔次郎に師事され、頭角を表されていた照次氏は、
後年、幻の染色となっていた故郷の和更紗「鍋島更紗」に出会い、木版更紗を復元されました。
優しい彩りや、直線と曲線の絶妙なバランス、その趣味性の高さが実に魅力的です。

版木に顔料をつけ、絵柄に切れ目のないように、幾度となく布面に押し写す木版更紗。
手で版木を直に押し重ね、色をつけていくその技法は、
そのときに出来る顔料の濃淡や色のたまり、版木の合わせズレが、木版ならではの面白みとなっております。
他の染色技法では決して味わうことのできない、木版染め独特の持ち味でございます。

何度も何度も、繰り返し型を押して柄を染めていく工程は、
全身の体重を掛けて行われます。
「慣れない人なら、1時間で足腰が立たなくなる」とも伺います。
気が遠くなるような手間をかけて制作された、まさしく工芸品でございます。


プロフィール
1946年 京都生まれ 同志社大学卒業
1978年 タイで更紗に出逢い感動する。木版更紗の創作活動開始。第一回古典開催。
1982年 染織作家展入選。雑誌「婦人画報」に個性は染織家として特集される。
2001年 衛星放送「景山雅史の一日」放映 CMや舞台衣装も幅広く手がける

商品詳細

- 素材・サイズ

絹:100%
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈162cm(適応身長158cm~168cm) (4尺 2寸 8分)
裄丈66.5cm (1尺 7寸 5分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49.5cm (1尺 3寸 1分)
前巾24cm (6寸 3分) 後巾30cm (8寸 0分)
※木版更紗の性質上、染めの濃淡、型のわずかなズレがございます。
 難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど

◆あわせる着物 袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。