商品番号 1420780

“サービス本日最終!” 【国内仕立て無料】 【伝統的工芸品 読谷山花織】 特選草木染め手織り花織紬着尺 大自然の彩りと手織り温もり… 抜群の良色柄!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
豊かな風土が育んだ、やわらかな表情…
読谷山花織(ゆんたんざはなうい)――

愛する心、祈りの織物。
数ある花織の中でも、特に希少な読谷山花織。
今回は別格の風格を漂わせた「織の芸術」と言える良色柄を仕入れて参りました!

織物ファンの方は必見でございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!



【色柄】
味わい深い砂色に濃紺色を組み合わせた杢の紬地。
縞模様を表現したその紬地には
細やかな絣模様と立体感ある花織が表現されました。
見つめるほどに吸い込まれるような魅力を湛えてございます。

繊細な絣の表現と、花織ならではの立体感が相まって、
生まれる洗練された面持ち。
贅沢な洒落の表情をご堪能くださいませ。

琉球の織物や花織ファンに是非おすすめしたい逸品でございます!
生涯ずーっとお召しいただけるお色づかい、
飽きのこない、普遍の美しさを感じ取っていただけることでしょう。

お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。



【 読谷山花織について 】
花織は、可憐な小花のような柄が特徴の織物です。
読谷山、首里、与那国、南風原…
花織の中でも読谷山花織には、他の地域とは異なる歴史的背景があります。

1372年、琉球から初めて中国へ朝貢し琉球と中国の朝貢貿易の始まりとなりました。
その後1420年頃になると、大交易時代のなか交易品と共に、読谷山花織のルーツとなる絣や浮織の技法も伝来しました。
伝来した技法を元に読谷山花織として独自に織られ、受け継がれてきました。
しかし、その染織技術は明治時代の中頃から時代の波に押され衰退しつつあり、
沖縄戦争後は人々の記憶からすっかり忘れ去られ、「幻の花織」となっていました。

約600年の歴史を誇る読谷山花織は、絶滅寸前となっていましたが、
1964年、人間国宝・興那嶺貞さんら情熱ある有志によって、
約90年ぶりに「幻の花織」が復活しました。

杼の数だけ緯糸の色の数がかわる「花織」の美しさ。
複雑な花綜絖から生み出されるその織り味の心楽しさは、
琉球の本物でないと味わうことができません。

首里花織は中国の紋織りの影響を受けていますが、東南アジアと直接交易を行なっていた読谷の花織は、
南蛮貿易時代に東南アジアからダイレクトに伝わったものとされています。
その背景の違いは、色彩や技法の違いとなって表れています。
南方色の強い読谷山花織の技法には、大きく分けて2種類ございます。

◇綜絖花織(ヒャイバナ)
花綜絖を用い、緯糸(よこいと)を浮かせて織ることで文様を出すもの。
経方向に色糸が浮くものもあり、花織と絣を組合わせたデザインが基本。
◇手花織(ティバナ)
経糸(たていと)を手あるいは紋棒ですくい、色糸をはさんで模様を織り込む。
文様を出したい場所に別糸を織り込めばよいので、比較的自由な柄が作れる。
紋織の中では最も古い技法で、すべての紋織の基礎となっている。

600年の歴史をほこる読谷山花織ですが…
他の琉球織物同様、明治の中期以降は衰退してほぼ幻の織物となっておりました。
読谷村の【與那嶺貞(よなみねさだ)】さんが、わずかに残っていた「ウッチャキ(祭り衣装)」や、
村のおばぁ達からの話を聞いたりしてデータを集め、
昭和39年に90年ぶりに復元、後に読谷山花織は国の重要無形文化財に指定されました。
その功績が認められた與那嶺貞さんは、1999年に人間国宝に認定されています。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ12.5m 内巾36.5cm(最大裄丈約69cm)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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