商品番号 1418208

”セール本日最終!” 【故:知念貞男】 特選本場琉球紅型九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「吉祥華菱襷紋」 亡き名匠のお品が破格!

売切れ、または販売期間が終了しました。




【 仕入れ担当 渡辺より 】
琉球紅型三宗家『知念家』の琉球紅型の作家として
名高い【 故:知念貞男 】氏による、小付のお柄を
染め上げた特選九寸名古屋帯のご紹介です。

貞男氏は2012年4月に逝去されましたのでもちろんのこと
新たな作品の創作はございません。

紅型ファンの方、貞男氏のファンの方に
おすすめのお品でございます。


【 お色柄 】
薄手でさらりとした質感の帯地を、ごくごく淡い
洒落柿色に染め上げ、紫鳶(むらさきとび:暗く
灰がかった赤紫色)、藍、牡丹色、藤、抹茶、
鬱金などの彩りで、菱襷に桜、桐、楓があしらわれております。


【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。


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知念貞男について
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日本工芸会正会員
1973年知念紅型研究所設立

かつて琉球王国に仕え、琉球紅型の技法を継承する
三宗家城間家のひとつである知念家の先代・知念積弘氏に
師事し、日本工芸会正会員として高く評価される。
連続して沖展入賞を果たす他、文化庁長官賞、
伝統文化ポーラ賞優秀賞など、琉球紅型を代表する
作家として輝かしい業績を残した。

知念家の初代・知念績高より数えて八代。
紅型を受け継ぐ知念績高の弟、知念筑登之親雲上の
下儀保知念の大家長男筋では六代にあたる。

知念家は染師の中心として技を継承、守ってきた
紅型三宗家の一つ。中国から唐紙の技法や印金紙、
緞子紙を学び、士族以上の階級が着用する
紅型を作ることを許されていた。
現存する古典柄の中で大柄の多くは知念家が
中国から学び作り上げた柄だと言われている。

戦前、紅型は薩摩侵攻や廃藩置県など、琉球の外からの
影響により殆ど作られていない状態にあり、昭和に入ると
その殆どが消滅の危機に瀕した。

紅型をしていてもやはり生活は成り立たず、苦難の時代の中で、
知念の紅型の技術を唯一継承、守り続けていた知念績弘
(上儀保知念・五代。後に知念びんがた工房設立)のもとへ
貞男は紅型を学びに訪れ、1972年知念紅型研究所を創設。

貞男亡き今は知念紅型研究所は知念家十代(下知紅七代)
知念冬馬氏が跡を継ぎ、日々紅型の作品を創作している。


1993年3月~1998年4月 琉球びんがた事業共同組合理事長
1990年~2007年 日本伝統工芸染織展 連続入選
1991年~2009年 日本伝統工芸展 連続入選
2012年4月23日 逝去(享年81歳)

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竺仙(ちくせん)について
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天保13年(1842年)創業の浴衣ブランドの名門
江戸染浴衣の独特な技術を活かし、
浴衣はもちろんの事、江戸小紋なども創作している。
創作された反物の口型には「竺仙鑑製」と染め
抜かれている。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄 ※手先柄(果紋:はてもん)なし

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 真冬をのぞく夏、単衣、袷のスリーシーズン

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)