商品番号 1418203

【若松華瑶】謹織 逸品西陣織袋帯 「枝垂柳文」 溢れ出す存在感! 幽玄と静謐な古典。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
この逸品!!
ご存知の方であれば驚かれることでしょう…



明治に生を受け、昭和を生きたその若松華瑤氏の残した図案が、
二代目若松華瑶(初代のご息女)氏に引き継がれて…

研鑽されたその美を閉じ込めた、逸品袋帯をご紹介致します!


【色柄】
なんとも軽やかに織り上げられた唐絹地は、こっくりと深い黒色で織り成して。
お柄には「枝垂柳文」と題された意匠。
ふっくらとした唐織にてお柄を成し、これだけの立体感をもった趣深い面持ちは、
若松華瑶ならでは、まさに創作図案家の真骨頂と言えるでしょう。

古典由来の意匠をモチーフにした、完成度の高いデザイン。
伝統と格式を感じさせる古典の趣、その古典のよさに、
独創性をプラスすることでうまれた、『若松華瑶』の世界。

正統の古典に沿いながらも、個性を忘れず活かす…
御着物好きの方にはこの上ない一点です。

洒落た訪問着から、付下げ、色無地、小紋などまで
贅沢な装いとして幅広くご愛用いただけるひと品でございます。

ぜひ大切に、末永くご愛用下さいませ。
心よりおすすめ致します。よろしくお願い申し上げます。



【若松華瑤について】
創作図案家、『若松華瑶(わかまつかよう)』―
西陣織、また能装束の世界で、氏を抜きにしては何も語ることはできません。
あふれ出る天賦の才能、能装束に、織物にかける情熱…。

「昭和能装束百種」に代表される若松華瑶氏の卓抜したセンス。
「意匠に困ったり、デザインが浮かんで来ないなんてことはない」と言い切り、
むしろ、「次から次へと湧いてくる図案の整理のほうが難儀する」ほどで、
その圧倒的な華やかさは、現在でも人々を魅了し続けてやみません。
二代目若松華瑶(初代のご息女)氏が後を継がれております。

明治28年 京都市に生まれる
明治43年 西陣織物業「山岸重助商店」入社

大正12年 西陣織物業「若松清一商店」開店

昭和5年  第一次能装束研究会を興す
昭和33年 行司装束第1号を制作、木村庄之助氏に贈呈
昭和38年 世阿弥誕生600年を記念して昭和能装束前期50作の制作開始
昭和39年 ニューヨーク世界博覧会に展示出品
昭和41年 昭和能装束後期50作制作開始
昭和42年 昭和能装束前期50作完成、京都市美術館にて展覧
昭和49年 昭和能装束後期50作完成、「昭和能装束百種」完成
       一般公開を前に急逝、享年78歳
       京都市美術館にて「若松華瑤遺作昭和能装束百種展」開催

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金銀糸風を除く) 長さ4.35m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:かがり縫い ※おすすめ帯芯:綿芯松 
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン パーティー、観劇、お茶席、お食事会など。

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、御召、小紋

お仕立て

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