商品番号 1416780

【大蔵ざらえ】★ トールサイズ【東郷織物】 手織綿薩摩絣 永江明夫本さつま 160山亀甲 麻の葉文 ≪仕・中古美品≫ 通におすすめ!く究極の一枚! 身丈170.4 裄71.6

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 竹中より】

深い墨色のお色…。
そしてこのしなやかな肌心地…
宮崎県都城、東郷織物謹製の手織綿さつま着物を仕入れてまいりました。

着物好きが最後に行き着く綿着物。
その中でも、織専門に扱っておられる業者でさえ、なかなか手に入らない逸品。
160山亀甲絣が綾なす究極のおしゃれ着、
どうぞこの機会に、最高峰の一枚を御召くださいませ!


【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


【お色柄】


東郷織物は、創業90年。
昭和22年に、東郷治秋・永江明夫のふたりによって創業されました。

「『一番』になりたかったんです」
永江明夫氏は語ります。
日本の綿ではなく、エジプトの極細番手の綿で織られた「薩摩絣」。
大島や結城を着尽くした人が、最後に行き着くといわれる綿のお着物です。

絹に負けない、木綿。
武者小路実篤から「薩摩絣 手織絣 誠實無比」と讃えられ、
「政治は義理と人情だ」で有名な政治家、大野伴睦も好んで着用されていたと聞きます。

おそらくこれ以上の綿きものは現在存在していないでしょう。
しかもこちらのお品は、大変細やかな160山亀甲の絣合わせにて、
手織で丁寧に織り上げられております。

こっくりと深みのある墨色。
綿のお着物でありながら、あふれるような品の良さを感じずにはいられません。
細やかな160山亀甲を用いて太細の麻の葉模様が
リズミカルに織り出されました。

都城の名門ならではの匠技がきらめくように光ります。

知的なお色、温かみあふれる風合い。
ふだん着やちょっとしたお出かけ着として、毎日、そして末永く。
それだけの着心地の良さと品質がしっかりと備わった、贅沢な一枚でございます。

鹿児島や奄美といった大島の産地に負けず劣らず、織物の通に根強い人気のある都城の東郷織物。
流行にもご年齢にも左右されることのないお品でございますので、
母から娘へと受け継がれるぬくもりのふだん着として、
末長くご愛用くださる、織物の目利きの方にお届けいたします。

どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。


■永江明夫プロフィール

1915年 奄美大島生まれ
1979年 現代の名工に選ばれる
1985年 都城市、市民文化賞授賞
1997年 宮崎県、県文化賞授賞
1998年 黄綬褒章授賞


■締機と東郷織物

永江明夫は、奄美で初めて大島紬の撚糸工場を開いた永江諒彦を父に持つ。
父の叔父に当たる永江伊栄温は、絣の締機工法を開発し、大島紬の製造工程を一新した人物である。伊栄温は後に東郷家に入ったが、孫の東郷治秋は大島紬に堅牢度と色調に深みを与える工夫を考案。
永江伊栄温、諒彦、東郷治秋の3人は大島紬に多大な貢献をした人物として有名である。代々奄美で織り続けてきたが戦争を機に宮崎県都城市に疎開、今日に至る。

商品詳細

- 素材

◆表:綿100% 裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
背より身丈170.4cm(適応身長165.4cm~175.4cm) (4尺 5寸 0分)
裄丈71.6cm (1尺 8寸 9分) 袖巾36cm (9寸 5分)
袖丈51.1cm (1尺 3寸 5分)
前巾26.5cm (7寸 0分) 後巾30.3cm (8寸 0分)

東郷織物工場の端切 証紙がついております。

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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが
現状が最長裄丈でございます
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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- サイズ

身丈(背より)170.4cm (適応身長175.4cm~165.4cm)
(4尺5寸0分)
裄丈71.6cm(1尺8寸9分)
袖巾36cm(0尺9寸5分)
袖丈51.1cm(1尺3寸5分)
前巾26.5cm(7寸0分)
後巾30.3cm(8寸0分)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 観劇、女子会、街着など

◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、


※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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