商品番号 1416577

【大蔵ざらえ】 【日本工芸会正会員 城間栄順】 特選本場琉球紅型九寸名古屋帯 「波濤連山」 栄喜氏より脈々と受け継がれる琉球の心… これぞ城間家名匠の逸品!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
父である栄喜氏の跡を継ぎ、紅型の普及に生涯を捧げ、
今日の紅型を作り上げたと言っても過言ではない…
日本工芸会正会員である城間栄順氏による逸品。

意匠・図案は京都書院の作品集にも掲載されています、栄喜氏の代表作。
まさに琉球紅型の本流を受け継ぐ城間家の逸品。

二度三度と出会うことは本当に難しいお品でございます、
どうぞお見逃しなさいませんようお願いいたします。


【お色柄】
さらり、絹艶を放つ伊と幸ブランドの松岡姫を用いた帯地。
七宝の地紋を配したその地には、深みある長春色や藤色をベースに
六通にわたって描かれた重なり合う山々の意匠を描き出して。

力強さの中に含まれる穏やかさ。
伸びやかでありながら確実に踏襲された技とその趣…
城間家に受け継がれてきた紅型への情熱、高い感性が盛り込まれた作品です。

琉球紅型の美しい彩りの世界。
限られた彩りながら印象に残る大胆なデザイン性。
染めへの歴史をひしひしと感じさせてくれる…
是非ともお手元でご実感いただければ、と願ってやみません。


【城間栄順について】
琉球王朝時代より、その伝統の技が引き継がれてきた紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる
「城間家」「知念家」「沢岻家」を中心とした染め師が完成させる
という形態で匠の技が守られてまいりました。

廃藩置県や第二次世界大戦といった歴史の波によって一時、
紅型の技は消え去ろうとしていました。

終戦後、その技の復興に努めた中心人物は、
戦禍を逃れた城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏でした。
廃材の中から、「宗家」の名にかけて琉球王朝の彩りを
蘇らせるその苦労と情熱は、想像するだけでも胸が熱くなります。

城間栄順氏は、その人間国宝・城間栄喜氏の長男として生まれました。
幼い頃より、職人気質を貫き通した父の背中を見て育ち、
本物の紅型と共に生きてきた、いまの琉球紅型を代表する方です。

「色がいのち」と言い切る栄順氏。
紅型の着色料には、おもに不透明な顔料を用います。
顔料は厚みがあるのでなかなか生地になじんでいきません。
弾力のある刷毛で糊をはがさないようにまんべんなく刷り込んで…

この顔料が紅型特有の鮮やかさや力強さを生み出すのだそうです。
作品の柄や配色は、実際に目の当たりにした海の中の美しい景色をモチーフにされていらっしゃいます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4.0mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
六通柄
白生地には伊と幸松岡姫を使用しております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど

◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織の着物など

お仕立て

長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。

★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。

★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。

★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。

※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【突起毛綿芯】名古屋仕立て
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る