商品番号 1412562

【決算SALE】 【伝統工芸士 宮本紳維知】 本場筑前博多織 手織八寸名古屋帯 「小紋詰瓦」 違いは歴然。 触れてわかる手織りの風合い。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 中村より】
機械織にはない手織りのぬくもり、しなやかさ、ハリ…
伝統工芸士・宮本紳維知氏が、
心を込めて織り上げた特選品をご紹介致します。

お目に留まりましたお方へ大切にお届けさせていただきます。
何卒お見逃しなきようお願い申し上げます。



【お色柄】
上品な絹の光沢を放つ白地には、
瓦に小紋詰模様を織りなして。
合わせるお着物によって、時に優しく、時に清らかに、
その方に合ったムードを放ちます。

洗練されたデザインは、豊かな品格を演出してくれます。
しゃれた中にも、女性らしいムードをお楽しみいただける御品。

袷にも単衣にも、様々に重宝していただけることでしょう。
まさに出番の多い一本。

時代を超える伝統の美技。
ずばぬけて高い密度の経糸。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と締め心地の良さ。
是非お手元で、末永く存分にご堪能くださいませ。


【博多織について】
博多織の起源は、遠く鎌倉時代にまでさかのぼります。
その原点、創始者とも呼ばれる人が、博多の商人、
満田弥三右衛門(みつだやざえもん)でした。760年前、
宋時代の中国に渡った弥三右衛門は、
織物・朱焼・箔焼・そうめん・じゃこう丸などの
製法技術を修得して帰国。学んできた
技術を生かし、織物を家業としました。

また、聖一国師の教えを受けて仏具の独鈷(どっこ)と
華皿(はなざら)を図案化、これが今日<献上柄>
と呼ばれる文様の原型でございます。

筑前藩主・黒田長政が、徳川幕府に博多織を献上していたことから、その名が生まれました。

経糸(たていと)で文様を織りあげる平織りの博多織。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と、独自の締め心地の良さは、
上質な博多織の代名詞とも言われております。
その秘密は、ずばぬけて高い密度の経糸(たていと)にございます。

その数約6,000本以上。緯糸(よこいと)は8~10本の細い糸をよりあわせ、
一寸の間に50回往復させて丹念に織り上げます。


【手織りと機織りの違いにていて】
手織りと織機の違いは何なのか。
まず圧倒的に打ち込みの回数が違います。

織機であれば緯糸を通す器具、杼(シャトル)が
一度通るごとに緯糸を筬で手前に打ち込み、織り上げていきます。

この筬で打ち込む回数が織機は一回に対し、手織りの場合は、織機と織手が一体となり、自ら杼を一度通すごとに緯糸を筬で約六回、 「カカン、カン、カン、カン、カン!」といったリズムで、実に力強く打ち込むのです。

その差は締めるごとに出てくるといいます。
手織りの博多八寸帯は、いついつまでも、そのしっかりとしたシャリ感、絹なり風合いが損なわれることなくご愛用していただけます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%  長さ3.6m-3.85(仕立て上がり時)
博多織工業組合証紙付き 
博多織工業組合「手織之證」の証紙がついております。
織人:伝統工芸士 宮本紳維知
染色:伝統工芸士 篠崎勝

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃、5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 女子会、街着、趣味のお集まりなど

◆あわせる着物 小紋、紬など

お仕立て

八寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
(ミシンかがり仕立て)
(手かがり仕立て)


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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)