商品番号 1409242

【春の大型在庫処分!】 【龍村平蔵製】 特選工芸本袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「本能寺文緞子」 お茶席にこの品格。 淑やかな帯姿に…

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
この上ない安定感、格の面持ちでありながら、どうしてこんなに麗しく、
軽やかなのでしょう…

ご存知、龍村平蔵製の逸品をご紹介致します。
数ある中でも淑やかな気品が冴えるひと品、
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。


【お色柄】
しっかりとした織くちの帯地はマットな松葉色で落ち着いた表情。
意匠には『本能寺文緞子』と題された市松模様が織り描かれております。

実に細やかなお柄行、
悠久の美をもって末代までお譲りいただける美術工芸品的な1本…
付下げや色無地、小紋などのお着物にさり気ない品格を醸し出してくれることでしょう。

日本伝統のデザイン、究極の色彩センス、卓越した職人技。
そのいずれが欠けても成しえない本当の美しさ。
名門の名に恥じない一目でわかる名門龍村の織美への感性。
是非ともお手元にてご堪能下さいませ。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【龍村平蔵について】
平蔵氏は「織物は数学である」の名言とともに、新技法の探求に「気狂い龍」と呼ばれるほど没頭し、30代で高浪織、纐纈織など多くの織を生み出した傑物です。

経糸と緯糸に着目することでどんな複雑な織も立体の造形として捕らえられる、
これが龍村平蔵氏の信念であり、かの有名な芥川龍之介氏も、龍村平蔵氏の
帯について、

「私の感服したのは、単にそれらの芸術品を模し得た面白さばかりではない。
(中略)龍村さんの帯地の中には、それらの芸術品の特色を巧に捉え得たが為に、
 織物本来の特色がより豊富な調和を得た、殆ど甚深微妙とも形容したい、
 恐るべき芸術的完成があった。私は何よりもこの芸術的完成の為に、
 頭を下げざるを得なかったのである。遠慮なく云えば、鉅万(きょまん)の
 市価を得た足利時代の能衣裳の前よりも、この前には更に潔く、
 頭を下げざるを得なかったのである」(一部現代仮名使いに変更)

と述懐し、大賞賛しております。

現代に至る龍村美術織物、龍村織物、龍村光峯の現在の3つの「たつむら」はすべて、
染色工芸に対する功績により、美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵の創業に始まります。

古代織物の研究、及びそれを基盤とする織物美術創作の伝統を受け継ぎ、
世界的に認められる作品を世に送り出した平蔵氏。
その豊かな創作性、ぜひお手元でご堪能くださいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.25m
本袋縫い
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添い、お茶席、趣味のお集まりなど

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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