特選工芸型絵染紬地九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「彩華蝶文」 模様の力で装いをランクアップ！

【　仕入れ担当　渡辺より　】
作家の感性が込められた模様の力…

工芸味溢れる型絵染を施した
特選工芸紬地九寸帯のご紹介です！

残念ながら作家の特定が出来かねてしまいましたが、
型絵染ならではの良き風合いを存分にお楽しみいただける
一条でございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく！


【　お色柄　】
ざっくりとした節感のあるくすんだ生成りの紬地。
お柄には優彩のお色使いと繊細な型絵のタッチにて
花蝶の意匠を染め上げました。

織りの素材感に、染めの味わい。
写実性ではなく、感性の世界。

一期一会の出会いのお品でございます。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。


【　型絵染について　】
染色工芸家、芹沢けい介（せりざわけいすけ：
けいは金偏に圭）が、1956年に人間国宝に認定された際、
室町時代末期から続く日本の伝統的な染色技法の
ひとつである「型染（かたぞめ）」と区別するために
あらたに生まれた言葉。

「型染」の仕事、技法は、個性的な下絵に始まり、
絵模様が創案され型彫り、染色にいたる工程の
ほとんどを一人でこなす性質を持つが、その工程を
一層発展させ、詣力や色彩感覚を重視した絵画的
表現を追及する創作的染技法が型絵染と呼ばれる。