商品番号 1408005

“限定価格、本日限り!” 【お盆限定】 【創業250年・米沢老舗織元】 特選米沢織着尺 ~米澤絲織 板締絣~ 「蚊絣」 米沢老舗が生んだ究極の織… こだわり抜いた“無撚糸”の風合いをぜひお手元にて!

売切れ、または販売期間が終了しました。


糸にこだわり、色にこだわり、織にこだわって生まれた一枚。
どの他の織物にもない、この風合い。
知る人ぞ知る、米沢最古参の老舗による“絲織(いとおり)”と呼ばれる一枚をお届けいたします。


【仕入れ担当 吉岡より】
繊細が柄の風合いと、しなやかな生地の風合いに魅了されて
仕入れて参りました!

他の産地紬には見られることのできない、こだわりの素材、
織りの工夫をじっくりとご堪能頂きたく思います。

ごくシンプルな意匠の一枚は、さりげなく趣味性香る印象…
帯あわせしだいで、さまざまに表情を変える
優秀で、知的なおきものです。

自然の恵みと人の手の努力によって表現された米沢のおきもの。
どうぞ大切に、織りの逸品を堪能くださいませ。


【色・柄】
しなやかな白の絹地。
実際に触れていただけないことが残念でならないほどしなやかで肌心地のよい地です。
その秘密は“無撚糸(むねんし)”を織り上げる独特の技術によるものです。

この無撚糸を用いた織は、明治36年に開催された第五回内国勧業博覧会において
一等賞を受賞した『 絲織 』の受賞作品に用いられていた特殊な織でした。

しかしながら、「絲織」の技術はその後一度消滅します。
これを復元したのが白根澤織物の十一代・白根澤義孝氏です。

残された当時の資料や端布から組織を研究し、
無撚糸を用いた、独特のしなやかさを持つ「絲織」は現代に蘇りました。


その白い絹地には一面に黒の蚊絣が織りなされました。
シンプルでありながら、それゆえに失敗の許されない究極の絣です。

わずかなズレも許さず、一反を見事に織り上げる…
この贅沢さをお分かりいただけるでしょうか。

多様な帯に合わせて頂ける、究極の絣きものです。


【白根澤織物について】
15代伊達晴宗が米沢城を築き、その城で伊達政宗が生まれたという歴史のある米沢。
山形の山奥にある米沢は、江戸時代から続く産業として繊維産業が盛んで、
その織物は米沢織(米織)とよばれております。

その中でも老舗機屋として問屋間でも一目おかれているのが【白根澤織物】。

白根澤家はその昔、江戸時代中期の大名、上杉鷹山の家臣でした。
しかし当時、米沢藩は財政逼迫の危機に陥っており、
上杉家を何とかしようと立ち上がった上杉鷹山公が織物の産地にしようと考えました。
白根澤家は直々に鷹山公より織物商になることを指示され、
以来十一代、およそ200年に渡りその伝統織物を守り続けている機屋さんでございます。


【板締絣について】
板締絣は、絣板と呼ばれる凹凸のつけられた板で白糸をサンドイッチして染めることで、
凸部分の染め残った箇所が白絣になるというもの。

また、板締め絣に欠かせないものが絣板。
絣の細かさに応じてミリ単位でカンナを入れ彫り上げられております。
熟練の板大工さんでも一日に4,5枚が限度…
現在では大変稀少になってしまっており、
今後制作できなくなると言われております。

板締め絣といえば、同じ米沢の白たか御召が有名ですが、
無撚糸で板締め絣を制作しているのは、白根澤織物さんのみです。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約12.4m 内巾38cm(裄丈約72cmまで)
白根澤織物のオリジナル証紙がついております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど

◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など


※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立ご希望の場合、
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、+12,100円(税込)で承ります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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