【 仕入れ担当 中村より 】
現在では物作りをされていませんが
本品は問屋さんが大事におもちになっていたものを特別にご紹介させて頂けることになりましたお品です。
当時の相場からするとかなりお値打ちになっていますので
北川ファンの方にぜひおすすめしたいお品です。
本品は中でも特にハイクラスの一枚。
生地からこだわり、北川さんの代名詞CHULTHAINo.6を使用した伊と幸ブランドの白生地を用いて、
摺り友禅にて美しい意匠が表されました。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【色柄】
染め付きのの良いしぼ高な縮緬地は白を基調にして…
意匠には鮮やかな色彩で小花唐草の意匠で一面に描きました。
最高の意匠センス、職人さんの芸術的染上げ、極上生地、全てにおいて、
どのような場所に出ていただいても見劣りしない素晴らしい風格を感じさせてくれます。
大人らしい穏やかな格調を演出していただけますので、行楽や観劇、趣味のお出かけに。
またはちょっとしたパーティーまで、本当に幅広いシーンでご活用頂けます。
染めの仕上がり、着姿の存在感、まず間違いございません。
どうぞこの機会をお見逃しなさいませんよう。
【 染の北川について 】
伝統を守りつつも時代の風を読んだ創作姿勢を心がけ、
常に最上のものを追求する…
北川さんのその精神は、 すばらしい作品群に見事なまでにに反映されています。
おそらく何十年たっても、次世代の方が袖を通したいお着物ではないでしょうか。
残念なことに2017年にお店を閉められたため、
今後新しい作品があがってくることはなく、
現在市場にあるお品だけとなっております。
【 CHULTHAINo.6について 】
はずむように、豊かな極上の絹布。
ゴールドシルクと同様、タイの蚕「ノンナイ」の繭よりつむいだ絹布。
その自然な光沢は、繭糸にある真珠層によりうまれ、日本産の繭糸の30%以上も光沢に富み、絹糸として世界一の光沢を作り出すと言われてます。
また、光沢だけでなく黄金色の糸を育み、伸縮力もあり、弾力性の豊かな絹糸を作り出すのが特徴の貴重な蚕種でございます。
ノンナイは本来、糸の長さが日本の繭に比べ2割ほどしか紡ぎ出せない蚕でしたが、
日本の蚕と掛け合わせることによって、おきものにも使用できる絹糸となりました。
しかもCHUL THAI No6に使用されているのは、ゴールドシルクの蚕よりさらに厳選し、
5世代も交配させた蚕の繭を生引きした糸。これまでの糸とは次元のちがう水分を含んでおりますので、光沢はもとより染め付き、手触りに至るまで、
まさに「生の絹」というにふさわしい極みの布に仕上がっております。
プロの目にはもちろんのこと…
おきものをご存知ない方にも、やはり本物はひと目で「ヨキモノ」とわかるものです。
CHUL THAI No.6は、染料を素直に吸い込む為、
お手元でご覧頂ければお解かり頂けることかと存じますが、
一切の染ムラ、色ムラなどはどこにもございません。
染料の浸透率が高いという事は、言うまでも無くヤケにくく、
美しい発色を末永くお楽しみ頂けるということでございます。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
絹100%
長さ約12.4m 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
※残念ながら2017年にお店を閉められた為「染の北川」の作品が新たにつくられることはございません。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、行楽など。
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)