【 仕入れ担当 渡辺より 】
琉球絣ならではの意匠が味わい深い
手織壁上布のご紹介です。
麻素材のようにも感じますが正絹で織られていますので、
オーガンジーのような上品さもあわせもつその風合いは、
シワになりにくく、日中のお出かけにもお気兼ねなく
お召しいただけ、お着物ファンの方にも定評があるお品。
シャキッとした素材感に、風が通り抜けるような
やさしい透け感が目にも涼やかな仕上がりでございます。
生産数の減少や原料の物価上昇にともない
反物の価格は年々高騰しており、
このような良きデザインはなかなか見かけません。
御仕立て上がりならではのお値打ち価格でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
壁上布ならではのシャリ感のある、
くすんだ濃縹色地に黒紺の段を織り上げ、
亜麻色の細格子に、御絵図を元にした
ターチヒチサギとトゥイグァーが
山路の構図で重なるように織りだされております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 壁上布について 】
麻素材で織り上げられる上布とは異なり、
壁糸と呼ばれる特殊な撚りをかけた絹糸を
用いて織り上げられた夏向きの織物。
糸と糸の間隔は粗いが、経糸は18算(1440本)で
構成されており、緯糸には強撚の太糸と甘撚りの
細糸を合わせ、太糸の撚りと逆の撚りをかけた
壁糸が用いられている。
土壁を触った時のような独自の地風から
その名がついた。
主な産地として沖縄の琉球かすりの壁上布が
挙げられる。
表裏:絹100% ※衿裏:絽地 ※縫製:手縫い
背より身丈153.5cm(適応身長148.5cm~158.5cm) (4尺 0寸 5分)
裄丈64cm (1尺 6寸 9分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈47cm (1尺 2寸 4分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30.2cm (8寸 0分)
※背伏せ・絽肩すべり付き
※衿ホックなし
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm (1尺 7寸 6分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向のデザインの夏の名古屋帯、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。