商品番号 1404011

【大蔵ざらえ】 【巨匠 百貫華峰】 特選本加賀友禅訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「茶の花」 大和の四季を染め描く… 加賀の真骨頂! 身丈155 裄62.5

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 渡辺より 】
加賀友禅の真骨頂、加賀五彩に虫食い表現が見られる、
正統派の花図を染描いたお品です。華峰氏のお品としては
やや控えめな、無地場が多めのデザインで、お付き添いや
お茶席などのお席に品よくお召しいただけることでしょう。


【 お色柄 】
シボ感おだやかな重めの目方の縮緬地を薄柳色に染め上げ、
ほのかに花弁が色づく、慎ましやかなお茶の花の花枝が
染めあしらわれております。

お茶の花の花言葉は「追憶」「純愛」。
花期は10月から11月で初冬に咲く花でござます。
日本では新鮮なお茶を摘む為に、20年~30年で
植え替えられるのですが、お茶の木の寿命は
実は150年~200年程度。

松のように有名ではございませんが、常緑で長命な
樹木ですので、お祝い事のお席や、同窓会などの
懐かしい顔ぶれとお集まりになるお席に花を添える
大変よきお柄かと存じ上げます。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。

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百貫華峰について
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1944年 石川県金沢市生まれ
本名は百貫俊夫
画家にして、加賀友禅作家。
1963年東京で熱で溶かしたロウを筆に含ませ
綿生地に模様を写して染め抜く臈纈染技法を2年ほど
修行した後、加賀友禅の道に進んだ。1966年には
加賀友禅で人間国宝保持者である木村雨山に師事、
1974年に30才で日展に初入選を皮切りに、様々な賞を受賞。
1994年からは日展の審査員に就任。
その後は日展の審査員、評議員、日本現代工芸評議員としても活躍。


略歴
1944年 9月24日生まれ
1966年 木村雨山氏に指導を受ける
1973年 現代美術展にて「ロータリークラブ賞」受賞
1974年 現代美術展にて「北陸放送社長賞」受賞、日展 初入選
1976年 現代美術展にて「特別賞」受賞
1980年 東京三越本店にて初めての個展
1981年 日本現代工芸展にて「日本現代工芸賞」受賞
1983年 全国植樹祭の天皇陛下、ご来県の御宿泊所、加賀屋「渚亭」で
          染額「鶴竹の図」「花鳥の図」が天覧の光栄に浴す
1985年 日本現代工芸展にて「日本現代工芸会員賞」受賞
1988年 金沢市文化使節団として蘇州市を訪問する、現代工芸美術家協会欧州視察団として
    西ドイツを訪問する、第20回 日展「月光の日の想い出」特選受賞の栄誉
1990年 第29回 日本現代工芸展審査員に就任
1991年 第23回 日展「河原の雨」特選受賞の栄誉、東京・日本橋高島屋にて個展
1992年 横浜・高島屋にて個展
1993年 第32回 日本現代工芸展「岩の中の私」東京都知事賞受賞
1994年 第26回 日展審査員に就任「見つめられている私達」
1996年 第28回 日展審査員に就任「古代と私達」、第16回 「全国豊かな海造り大会」
    天皇陛下御来県の際にテーブルセンター「遊魚」 染額「鶴・松竹梅の図」を制作
1998年 第37回 日本現代工芸展審査員に就任、第30回 日展審査員に就任「赤富士と女神」
2000年 東京・三越本店にて個展、七月 南アフリカ・マンデラ元大統領・新ムベキ大統領と
    会談、染額「鳩月桜の図」「おしどり月紅葉の図」それぞれ贈呈
2001年 アンゴラ国ロスサンス大統領と会談、染額「鶴の語らい」贈呈
2002年 第41回 日本現代工芸展にて「窓際の女神と私」文部科学大臣賞受賞の栄誉
2004年 第43回 日本現代工芸展審査員就任「静寂」内閣総理大臣賞受賞の栄誉
2006年 財団法人民族衣装文化普及協会 第26回民族衣装文化功労者「きもの文化賞」受賞
2009年 第41回 日展審査員に就任
2010年 第42回 日展にて「月光」が第四科工芸美術部門 文部科学大臣賞を受賞




商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 0寸 9分)
裄丈62.5cm (1尺 6寸 5分) 袖巾32.5cm (8寸 6分)
袖丈48.2cm (1尺 2寸 7分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30cm (7寸 9分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
※茶の花の開花時期にあわせるならば10月~11月が適かと存じ上げます。

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、観劇 など

◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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