商品番号 1402666

【大決算中古市】 【三代目 波多野諦観】 特選西陣爪掻本綴れ八寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 思わず息呑む美しさ。 滅多と無い八寸帯!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
これほどのお品、なかなかお見かけいたしません。

三代、波多野諦観氏による、爪掻き本綴れの八寸帯をご紹介いたします。
その繊細な表現、まさに手仕事の極地。
その美しさはひと目見やれば思わず息を呑むほど。

袋帯のご紹介は幾度もございますが、八寸帯は本当に稀でございます。
是非ともお手元でご堪能いただきたく存じます。


【お色柄】
驚くほどしなやかなのに、しっかりとハリのある綴れ地。
地色は臙脂色と黒色を用いて、細やかに金糸を織り込むことで煌めく仕上がりに。
お太鼓、前柄部分にはすうっと流れるような曲線をあしらいました。

確かな手技に高雅な面持ち。
すぐにその美しさに心奪われることでしょう。

きっと良きお品というのは、このような「いつの時代も愛される」お品。
末代までお譲りいただける至高の逸品です。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。


【爪掻本綴について】
爪掻で1色ずつ、少しずつ織り上げられてゆく帯。
その作業の繊細さと織り手の物づくりへのこだわりは、感動さえ呼び起こします。

爪掻本綴の織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあてノコギリの歯のように刻んでおきます。
文様を織る際、図案を経糸の下に挿し込んで経糸を透かして見ながら、経糸を杼ですくい、緯糸を越して織り込んでいきます。

そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で、緯糸を1本1本掻き寄せ、織手の感性により織り込んでいき、筋立てという櫛で織り固めます。
織機が自動的にその列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、1色ずつ下絵を見ながら織り込んでゆく作業になります。
経糸を覆うように織り上げられるため、裏表同じ柄となり、長年の使用で汚れた時などは裏を整理してお仕立て直すことも出来ます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 
長さ約3.6m
お太鼓柄
※開き仕立て、為書き有り

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、会食など

◆あわせる着物 付下げ、色無地、格高い小紋、御召など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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